プリンペランの成分・効果・副作用について徹底解説!

こんにちは

処方せんなしで病院の薬が買える薬局アリス薬局の石井です :-)

今回は、吐き気止め、消化管運動促進薬の「プリンペラン」の成分や効果について詳しく解説していきます!

プリンペランは消化管機能異常治療薬です

【成分】

1錠中

塩酸メトクロプラミド 5mg

ナウゼリンなどと同じ「D2受容体阻害薬」です。

D2のDとはドパミンのことです。一般にはドーパミンと言われることが多いようです

ナウゼリンとは作用のしかたが少し異なるので、その辺りは後ほど詳しくご説明いたします!

 

【効果・効能】

①次の場合における消化器機能異常(悪心・嘔吐・食 欲不振・腹部膨満感

胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胆嚢・胆道疾患、腎炎、尿毒症、乳幼児嘔吐、薬剤(制癌剤・抗生物質・抗結 核剤・麻酔剤)投与時、胃内・気管内挿管時、放射 線照射時、開腹術後

 

②X線検査時のバリウムの通過促進

基本的には悪心(気持ち悪い)・嘔吐(吐く)の症状がある場合に用いられます。なので、吐き気止めの要素が強いと言えます

 

【メカニズム】

プリンペラン(メトクロプラミド)はD2受容体遮断薬です

①消化管運動を活発にするメカニズム

D(ドパミン)2受容体を阻害することによって、アセチルコリンの分泌を促し、胃や腸の運動を活発にします。

 

詳しくご説明すると・・・

アセチルコリンは、休んでいるときや食事をしているときに出る神経伝達物質です。アセチルコリンの分泌が増えると、胃や腸の運動は活発になります。

D2受容体は、作用するとアセチルコリンの分泌を抑制します。

つまり、D2受容体を阻害すれば、アセチルコリンの分泌が促進され、消化管運動が促進されるというわけです。

D2受容体(×)→アセチルコリン分泌促進(↑)→消化管運動促進(↑)

 

②吐き気・嘔吐に効くメカニズム

アセチルコリンの分泌促進によって、消化管運動が活発になれば、食べたものが排出に向かい、吐き気・嘔吐に効果があります。

 

プリンペランは、嘔吐に関して、もう一つの作用するメカニズムがあります。

CTZのD2受容体遮断と消化管中枢に作用して吐き気を止めます。

 

詳しくご説明すると・・・

脳には、嘔吐を引き起こす嘔吐中枢があり、その近くにCTZと呼ばれる部位があります。

このCTZが刺激されると嘔吐中枢に伝わり、嘔吐が引き起こされます。

CTZのD2受容体を阻害することで、嘔吐中枢へ刺激が伝わるのを防ぎ、吐き気を止めることができます。

 

ナウゼリンは、脳への移行性が低いお薬ですが、プリンペランは脳へ移行するお薬なので、中枢に直接働きかけます。

そのため、適応範囲は広くなりますが、副作用のリスクもあります。

 

 

【副作用】

主な副作用は以下の通りです。

・錐体外路症状
手指振戦、筋硬直、頸・顔部の攣縮、眼球回転発作、焦燥感

・内分泌
無月経、乳汁分泌、女性型乳房

・消化器
頻度不明 胃の緊張増加、腹痛、下痢、便秘

・循環器
血圧降下、頻脈、不整脈

・精神神経系
眠気、頭痛、頭重、興奮、不安

・過敏症
発疹、浮腫

その他
めまい、倦怠感

 

 

【飲み方】

1回2~6錠を1日2~3回に分けて服用