痛み止め(飲み薬・塗り薬)商品の一覧
痛み止めの違いは?
痛み止めには様々な種類があります。主に知っていただきたい種類は、2種類で、アセトアミノフェン(カロナール錠)と、NSAIDsの違いです。アセトアミノフェン(カロナール錠)は、他の鎮痛剤と比べて胃の負担や、腎機能への影響が少ないので、ご高齢の方でも服用しやすいのが特徴です。ロキソプロフェン錠60mg(ロキソニン錠60mg)やイブプロフェンはNSAIDsといって痛みを抑えるだけでなく消化管粘膜維持も同時に抑えるため胃が荒れやすくなる可能性があります。そのため、胃薬(ムコスタ錠100mgなど)の併用がおすすめです。NSAIDsの方が効き目は強いことが多いです。
カロナール (アセトアミノフェン) |
ロキソニン (ロキソプロフェン) |
セレコックス (セレコキシブ) |
ブルフェン (イブプロフェン) |
ソレトン、ペオン (ザルトプロフェン) |
ボルタレン (ジクロフェナク) |
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強さ | 弱 | 中 | 中 | 中 | 強 | 強 |
効果の早さ | ◎ | ◎ | △ | △ | ○ | △ |
発熱 | ○ | ○ | × | ○ | × | ○ |
胃への負担 | 少ない(頻度不明) | 少ない (0.1~2%未満) |
少ない (0.1~1%未満) |
少ない (0.1~5%未満) |
少ない(頻度不明) | あり(6.63~9.43%) |
妊娠中 | ○ | × | × | × | × | × |
取り扱いの有無 | ○ | ○ | × | × | ○ | × |