腸活でダイエット?腸内環境を整えて痩せ菌を増やす方法について薬剤師が解説!
こんにちは!
大阪で処方箋なしで病院の薬が買える(零売薬局)アリス薬局の薬剤師 小林由佳です。
今年も夏が近づいてきており、薄着の季節到来!お腹のお肉をどうにかしたい、夏までに体を絞りたい、今年こそ痩せて水着を着たいと思っている方も多いのではないでしょうか。ダイエットを始めるにあたって、やみくもに始めるよりも効率よくダイエットしたいですよね。今回は、より効率よくダイエットするためにとても役立つ情報をお伝えさせていただきます。
今回紹介させていただくのは、腸内環境とダイエットについてです。実は腸内環境とダイエットには密接な関係があることをご存知でしょうか。
目次
なぜ腸活がダイエットにいい?
腸には病原菌から体を守る免疫細胞の約70%が存在する他、免疫力を高める機能も備わっているといわれています。また腸と脳とは多数の神経細胞でつながり、お互いに影響を与え合う「腸脳相関」の関係にあるので、腸の調子が良ければ身体に良い影響を与えくれます。逆に調子が悪いと身体全体に悪影響が及びます。これは、ダイエットにも言えることで腸内細菌のバランスを整え、腸の調子を良くするとで腸が身体に余計な脂肪を溜め込みにくくする指令を出してくれます。それにより痩せやすい身体へと変化していくのです。
腸にいい菌、悪い菌
腸内細菌は、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類に分類されます。
善玉菌
発酵によって乳酸や酢、腸内を弱酸性に保って外から入ってくる病原菌などを殺してくれます。腸の細胞を元気にし、腸内環境を整える菌です。代表的な善玉菌として、ビフィズス菌、乳酸菌、酪酸菌が挙げられます。
悪玉菌
腐敗によって毒素を出し、腸内をアルカリ性にします。病原菌のほとんどはアルカリ性を好むため、増え過ぎると悪循環に陥ります。しかし、肉類などのたんぱく質を分解する役割もあるので必要不可欠な菌です。代表的な悪玉菌として、ウェルシュ菌、大腸菌毒性株、緑膿菌が挙げられます。
日和見菌
腸と体が好調なときはよい働きに、体が弱ったり腸が荒れたりすると悪い働きが大きくなります。善玉菌・悪玉菌の優位な(多い)方に味方する菌です。代表的な日和見菌としてバクテロイデス、フィルミクテス、大腸菌無毒株が挙げられます。
痩せ菌とは?
腸内細菌には、やせ型の方に多く検出されている「痩せ菌」と呼ばれるものがあります。この「痩せ菌」とは善玉菌や日和見菌のバクテロイデスのことを指し、痩せ菌が増えることで痩せやすくなるという実験結果もあることから、今注目されている腸内細菌です。
痩せ菌を増やすには?
痩せ菌を増やすには、腸内細菌の種類と短鎖脂肪酸を増やすことを意識していかなくてはなりません。
まず、腸内細菌の種類を増やすためには、様々な種類の食事を摂ることが必要です。食事の種類が増えると対応する腸内細菌も増えます。しかし、単純に食事の種類を増やせば何でも良いというわけではありません。たとえば動物性脂肪は悪玉菌を増やしてしまうため、脂肪を効果的に消化する善玉菌を劣勢にしてしまいます。極端に減らす必要はありませんが、動物性脂肪以外が含まれる食品を食生活の中心に据えていくように意識しましょう。また、短鎖脂肪酸を増やすにはビフィズス菌などの善玉菌や食物繊維を意識して摂取することが大切となってきます。
短鎖脂肪酸の重要性
短鎖脂肪酸とは、ビフィズス菌などの腸内細菌が食物繊維やオリゴ糖などをエサとして食べることで産生する代謝産物の一つです。「短鎖脂肪酸」にはいくつかの種類がありますが、中でも効果を期待されているのが〝酢酸(さくさん)〟と〝酪酸(らくさん)〟です。短鎖脂肪酸は、直接脂肪細胞に働きかけて余分な脂肪の蓄積を抑える作用や、腸のバリア機能を高めたり、全身に運ばれて臓器のエネルギー源になったりして、太りにくい体質づくりにつながり、肥満を防ぎます。
痩せ菌を増やしてくれるお薬
痩せ菌を増やすには、短鎖脂肪酸が重要とお伝えさせていただきましたが、短鎖脂肪酸を増やしてくれるお薬や、短鎖脂肪酸の中でも特に効果が期待される酪酸菌が配合されたお薬について紹介させていただきます。
短鎖脂肪酸を増やしてくれる整腸剤
ビオフェルミン錠剤
短鎖脂肪酸はビフィズス菌などの善玉菌によって産生されるため、ビフィズス菌が主成分のビオフェルミンを服用することで痩せ菌を増やすことに繋がります。
酪酸菌が成分の整腸剤
ミヤBM錠、ミヤBM細粒
短鎖脂肪酸の中でも特に効果が期待される酪酸菌が配合されたミヤBMを服用することで痩せ菌を増やすことに繋がります。
このブログを読んで気になられた方やご購入を検討されている方は、お問い合わせ・ご来店いただければご対応させていただきます。お気軽にお問合せ下さいませ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
<参考文献>
引用:腸活ナビ
https://www.biofermin.co.jp/chokatsu_navi/article/033.php
<製造販売元>
薬剤師
小林 由佳
零売薬局とは?
「処方箋なしで、病院のお薬が買える薬局」のことです。
病院のお薬は、医療用医薬品と呼ばれ、ドラックストアなどで買える一般用医薬品よりも比較的効果の高いものが多いです。
その中で、美肌・美白、アレルギー、胃、肝臓のお薬や解熱鎮痛剤、ビタミン剤、漢方薬などは、病院で処方箋を書いてもらわなくても薬局で直接購入できます。
血圧・糖尿病のお薬や向精神薬など、取り扱いの難しいお薬は、必ず処方箋が必要になります。
購入の流れ
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(直接ご来店でも、もちろん可能ですが、事前に在庫の有無などご相談いただければお待たせすることなくご案内可能です。)
②ご来店
今飲んでいるお薬を確認されたい方は、お薬手帳をお持ちください。
保険証は不要です。(処方箋調剤の場合は必要です。)
③問診票のご記入
今飲んでいるお薬との飲み合わせや既往歴についてご不安な方はこちらでご記入ください。
④お薬の説明
お薬の飲み方や効果について説明差し上げます。
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現金、クレジットカード、交通系電子マネー、QUICPay、ID、paypay、LINEpayがご利用いただけます。
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処方箋なしで病院の薬が買える薬局「アリス薬局」梅田店 & salon de Alice
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