犬の皮膚病に効果あり?犬に使える人間の塗り薬をご紹介!
更新日:2023年04月13日
こんにちは!
大阪で処方箋なしで病院の薬が買える(零売薬局)アリス薬局の薬剤師 小林由佳です。
ここ数年コロナ禍の影響で、ペットを飼う人が増えていると言われています。
ペットの中でも犬は不動の人気があり、飼われている方も多いのではないでしょうか。
飼っている愛犬が痒がって落ち着かない、皮膚に湿疹が出てくるなどのトラブルが起こることも多々あるかと思います。犬の皮膚病は最も日常的にみられる犬の病気の一つで4頭に1頭の割合で、何らかの皮膚疾患に罹っているとも言われています。
今回は、このように日常的に起こる皮膚疾患に愛犬がかってしまった際に使用できる人間の塗り薬についていくつかご紹介させていただきます。
目次
犬の皮膚病の症状
犬の皮膚病の症状としては、痒がる、発疹が出る、かさぶたやフケがでてくる、皮膚や毛が脂っぽくなる、毛が抜けるなどが挙げられます。
こちらの症状が現れている場合は、何らかの皮膚疾患に罹患していることが考えられます。
犬の皮膚病の主な原因
アレルギー
犬のアレルギー性皮膚炎の中でも、最も多いのが「アトピー性皮膚炎」と言われております。「アトピー性皮膚炎」とは、良くなったり悪くなったりを繰り返す疾患で、軽度~強度の痒みを伴います。アトピー性皮膚炎は、生後6ヶ月から3歳頃に最初の症状が出るのが一般的で、発症には遺伝的な原因や、犬種、居住環境、食物アレルギーなど多くの要因が関与すると考えられています。
細菌の感染
細菌の感染による皮膚病の代表例として「膿皮症」があります。「膿皮症」の原因となる細菌は、犬の皮膚表面に常在菌として存在している菌で、健康な状態であれば病変はでませんが、皮膚のバリア機能に異常が起きることで発症すると考えられています。
真菌の感染
真菌の感染による皮膚病には、皮膚糸状菌症やマラセチア感染などがあります。皮膚糸状菌症は、皮膚や被毛に真菌(カビ)が感染することで起こる病気で、皮膚のバリア機能の低下により発症しやすくなります。
寄生虫の感染
寄生虫の感染による皮膚病では、ノミ、ヒゼンダニ、マダニ、シラミなどが原因となります。ノミやマダニは予防薬で予防することができるので、しっかり予防することが大切です。
ストレス
人間も、ストレスが知らず知らずのうちに皮膚病として現れることがわかっており犬でも同じように皮膚病の発症に関与していると言われています。ゲージ内で過ごす時間が長い、運動不足、体格に合わないゲージで飼育されているなどの環境によりストレスを感じ皮膚病の発症に繋がります。
犬に使える人間の塗り薬
動物病院で処方されるお薬の中には動物用に作られたお薬もありますが、人間用のお薬を動物に使用する場合もあります。今回は、犬にも使える人間の塗り薬について紹介させていただきます。
リンデロンVG軟膏
アレルギーやアトピー性皮膚炎の際に使用されることが多いステロイドの塗り薬です。強力な抗炎症作用があり、あらゆるかゆみを抑えてくれ、即効性もあります。また、内服のステロイド剤よりも副作用が少なく、患部をピンポイントで治療することができます。
ケトコナゾールクリーム
皮膚糸状菌症やマラセチア感染症などの真菌による感染症に使用される塗り薬です。原因となる真菌を殺菌することで真菌感染症を改善してくれます。
皮膚糸状菌症の特徴としては、皮膚の赤みやフケ、またその部分の円形の脱毛などです。
マラセチア感染症の特徴としては、皮脂のたまりやすい脇、指の間、耳などで増殖しやすく、炎症やかゆみ、脱毛、フケ、皮膚のベタつきなどの症状が現れてきます。
上記のような症状がある場合は、真菌による感染を疑いましょう。
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ゲンタシン軟膏
膿皮症や化膿止めに使用される塗り薬です。膿皮症の原因であるブドウ球菌対して殺菌効果を発揮し、菌を死滅してくれます。また、擦り傷や搔き傷がある時などにも使用できます。
冒頭でも述べたように犬の体は毛に覆われている分、皮膚は人よりも薄くて繊細なので皮膚のトラブルがとても多いです。愛犬が皮膚病にかかった際はなるべく早めに対処してあげることが大切ですがなかなか動物病院に連れていく暇がない、動物病院の診察料が高い、何度も同じ症状を繰り返してるから同じ薬が欲しいなどでお困りの方もいらしゃると思います。このブログを読んで気になられた方やご購入を検討されている方は、お問い合わせ・ご来店いただければご対応させていただきます。お気軽にお問合せ下さいませ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
<製造販売元>
リンデロンVG軟膏0.12% シオノギファーマ株式会社
薬剤師
小林 由佳
零売薬局とは?
「処方箋なしで、病院のお薬が買える薬局」のことです。
病院のお薬は、医療用医薬品と呼ばれ、ドラックストアなどで買える一般用医薬品よりも比較的効果の高いものが多いです。
その中で、美肌・美白、アレルギー、胃、肝臓のお薬や解熱鎮痛剤、ビタミン剤、漢方薬などは、病院で処方箋を書いてもらわなくても薬局で直接購入できます。
血圧・糖尿病のお薬や向精神薬など、取り扱いの難しいお薬は、必ず処方箋が必要になります。
購入の流れ
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(直接ご来店でも、もちろん可能ですが、事前に在庫の有無などご相談いただければお待たせすることなくご案内可能です。)
②ご来店
今飲んでいるお薬を確認されたい方は、お薬手帳をお持ちください。
保険証は不要です。(処方箋調剤の場合は必要です。)
③問診票のご記入
今飲んでいるお薬との飲み合わせや既往歴についてご不安な方はこちらでご記入ください。
④お薬の説明
お薬の飲み方や効果について説明差し上げます。
⑤お会計
現金、クレジットカード、交通系電子マネー、QUICPay、ID、paypay、LINEpayがご利用いただけます。
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処方箋なしで病院の薬が買える薬局「アリス薬局」梅田店 & salon de Alice
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