【妊活】卵巣・子宮の血流アップで妊娠しやすい身体づくりを
更新日:2021年11月22日
こんにちは!
処方箋なしで病院の薬が買える薬局(零売薬局)アリス薬局の薬剤師 山田明里紗です。
血流がよくなると、子宮や卵巣にしっかり血液が運ばれ、子宮内膜を厚くし、受精卵が着床しやすい環境をつくります。
つまり、血流をよくすることは妊活への近道になります。
本記事では、今日から取り入れられる血流をよくする方法を5選をピックアップしてご紹介しております。ぜひご参考にしてください。
目次
血流改善に重要な水分補給
水分補給の重要性
水分量が少ないと血液がドロドロになってしまい、スムーズに血液を運ぶことができません。
しかし一度に大量の水を摂取すると、電解質バランスが乱れたり、すべてが吸収できなくそのまま排泄されてしまうことになります。
水分補給の頻度と量
頻度としては、10~15分に一口~二口飲むのがいいとされていますが、吸収や代謝には個人差が大きいため、喉が渇く前に飲むのがおすすめです。
また冷たい水だと身体が冷えてしまい、子宮が冷える原因になるので、なるべく常温のお水を用意しておくのもポイントです。
なるべく階段をつかう
足をしっかり動かすことで、骨盤内の血流がよくなり、子宮・卵巣に血液が届きやすくなります。運動習慣をつけるのが一番ですが、もともと運動が苦手な人や時間がない人からすると、継続できる方法が一番重要です。
日常の移動の際になるべくこまめに動くことや、階段を使うことで、血液循環をよくすることができます。
血流をよくするための運動
1日のうちにリフレッシュ時間をつくる
集中したり、ストレスを感じたりすると交感神経が高まり、血管が収縮するため、血液循環が悪くなってしまいます。逆にリラックスしたり休憩することで、副交感神経が高まり血管が拡張するため血液循環がよくなります。
なるべく1日に1回はリフレッシュの時間をつくることが大切です。
- カフェインレスの温かい飲み物を飲む
- お風呂にゆっくりつかる
- 好きなテレビ番組を見る
- 好きな音楽を聞く
など自分の好きなことを取り入れ身体をリフレッシュさせましょう。
血流を改善するふくらはぎのマッサージ
ふぐらはぎをほぐす重要性
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるぐらい、血液循環に重要な働きを果たしています。
ふくらはぎは、心臓と同じように、ポンプのような働きをしており、重力で足にたまった血液を心臓へ戻す助けをしています。
ですので、ふくらはぎが張ったり、筋肉がこわばってしまうと、ポンプ機能が低下し、心臓へ血液を戻す働きが弱まって、子宮に送られる血液循環にも悪影響を及ぼしてしまいます。
ふくらはぎのマッサージの仕方
血流はふくらはぎの深部のコリをほぐさないと大きく改善しないため、指の力でもみほぐすよりも片方の足の重みなどでもみほぐすことがおすすめです。
ふくらはぎのマッサージの仕方
1あおむけになり、膝を90度に立てる。
2左足の膝に右足のふくらはぎをのせ、気持ちいい程度の痛さで押圧をかける
3反対側も同様にする。
1回10秒~20秒程度
1~2セットを目安に行いましょう。
寝転んでできるので、寝る前や起床時などに取り入れやすいことも続けやすいポイントです。
お風呂にゆっくり浸かる
お風呂はシャワーで済ませず、湯船に浸かり体を芯から温めることが大切です。
39~40℃の20~30分ぐらいゆっくり浸かることで、体の芯から温まります。
また心肺機能が高まり、血液循環もよくなります。
詳しいお風呂の入り方はこちら
いかがでしたでしょうか。
血流は、上記のことを1度やったからといって、改善するのは一時的になりますので、無理のない範囲で継続することが大切です。
血流を整えることで、授かりやすい体になるだけでなく、肩こりや頭痛、疲れやすさなど日頃の不調も改善することにつながります。
ぜひ、無理のない範囲で取り入れてみてください。
薬剤師
山田 明里紗
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