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降圧剤を飲んでいる方へ。よくある副作用と薬剤師に相談すべきサイン

「降圧剤を飲み始めてから足がむくむ」

「動悸がするけど薬のせい?」

「この薬を一生飲み続けて、認知症や腎臓に影響はないの?」

血圧の薬を服用している方から、こうした不安の声を本当によく耳にします。薬局のカウンターで日々お薬をお渡ししていると、降圧剤の副作用に関するご相談は月におよそ30〜40件にのぼります。

そのなかで感じるのは、「副作用かもしれないと思いながら、誰にも相談できずに我慢している」方が驚くほど多いということです。なかには、つらさのあまり自己判断で薬をやめてしまい、かえって血圧が急上昇してしまった方もいらっしゃいました。

降圧剤にはいくつか種類があり、それぞれ作用の仕組みが異なるため、起こりやすい副作用も違います。

つまり、「副作用が気になる=薬が合っていない」とは限らず、薬の種類や量を調整するだけで改善するケースも少なくありません。

 

本記事では薬剤師の視点から、降圧剤の種類別によくある副作用、ネット(知恵袋など)で不安が広がりやすい噂の真偽、そして「薬剤師・医師に相談すべきサイン」をわかりやすく解説します。

薬を変えたいけれど通院の時間が取れない方向けに、オンライン診療の活用法もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

降圧剤の副作用を理解する前に|4つの薬のタイプを知ろう

降圧剤の副作用は「薬の種類」によってまったく異なります。まずは自分の薬がどのタイプかを知ることが、副作用を理解する第一歩です。

降圧剤の主な4種類(Ca拮抗薬・ARB・ACE・利尿薬)

JSH2025では、降圧薬の第一選択として次の4種類が推奨されています。

・長時間作用型Ca拮抗薬
・ARB・ACE阻害薬
・サイアザイド系利尿薬
・β遮断薬

それぞれ作用する場所や仕組みが異なるため、副作用にも違いがあります。

ご自身の薬がどれに当たるかで、チェックすべき副作用が変わります。お薬手帳に記載された一般名・薬効分類でご確認ください。

なぜ薬によって副作用が違うのか

同じ「血圧を下げる薬」でも、薬によって血圧を下げる仕組みが異なるため、起こりやすい副作用も違います。

・Ca拮抗薬:足のむくみ、ほてり
・ARB・ACE阻害薬:カリウム値や腎機能の変化
・ACE阻害薬:空咳
・利尿薬:頻尿、電解質異常
・β遮断薬:徐脈、だるさ

副作用が気になる場合も、薬の種類や量を調整することで改善するケースがあります。

薬剤師が「まず確認すること」

ご相談を受けた際、私たちはまずお薬手帳で薬の系統と開始時期を確認します。

そのうえで「いつから」「どんな症状が」「どの薬を始めてから出たか」を伺い、副作用なのか、もとからの体質や別の病気の症状かを切り分けていきます。

薬剤師が現場で受ける副作用相談のリアル

ここでは「自分だけではない」ことを知っていただくため、現場で実際に受ける相談の傾向を共有します。

月30〜40件の相談で多い症状

私の勤務する薬局では、降圧剤関連の副作用相談は月30〜40件ほど寄せられます。

なかでも多いのは、むくみ、動悸、空咳、だるさです。「副作用なのか、年齢のせいか、別の病気か区別がつかない」というご相談が大半を占めます。

降圧剤の副作用にまつわる患者の誤解Top3

誤解の内容 実際の考え方
副作用が出る=体に合わない悪い薬 副作用は薬の作用機序に伴う反応で、種類変更や用量調整で多くは解決可能
我慢して飲み続けるしかない JSH2025の主要降圧薬は4系統あり、選択肢は広い。我慢ではなく相談で対処できる
自己判断でやめても大丈夫 急な中止は反動性の血圧上昇を招く。中止・変更は必ず医師・薬剤師と相談

 自己中断で血圧が急上昇した患者事例

ご相談を受けた60代男性で、Ca拮抗薬を服用中に足のむくみが気になり、相談せずに服薬を自己中断された方がいらっしゃいました。

数日後、家庭血圧が180/100 mmHgを超えて慌てて来局されたのです。

幸い症状はありませんでしたが、自己中断による反動性の血圧上昇は、脳卒中・心筋梗塞のリスクを高めることが知られています。

JSH2025でも、降圧薬は症状の有無にかかわらず継続的な管理が前提とされています。「やめる前に必ず相談」をお願いしたい理由は、まさにここにあります。

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【Ca拮抗薬】アムロジピンの副作用|むくみ・動悸・頭痛

最も処方される降圧剤であるアムロジピン。出やすい副作用には共通したパターンがあります。

アムロジピンで多いむくみ・ほてり・動悸・頭痛

Ca拮抗薬は血管を広げる作用が強いため、足のむくみ(下腿浮腫)、顔のほてり、動悸、頭痛などが現れやすい薬剤です。

むくみは、動脈が広がり毛細血管にかかる圧が高まり、水分が組織にしみ出すことで生じます。アレルギー性のむくみとは仕組みが異なります。

副作用が出やすい人・出にくい人の違い

一般に、用量が多い方ほどむくみが出やすい傾向があります。また、グレープフルーツジュースはCa拮抗薬の血中濃度を上げて作用を強める可能性があるため、添付文書でも併用注意とされています。

薬剤師が現場で感じるアムロジピンの相談傾向

「むくみ=腎臓が悪い」と思い込まれる方が多いのですが、Ca拮抗薬性のむくみは、息切れや急激な体重増加を伴わないのが一般的です。

一方、急激な体重増加や安静時の息切れを伴うむくみは心不全・腎機能低下のサインの可能性があり、別の対応が必要です。

用量の調整、同系統内での変更(アゼルニジピン・シルニジピンなど)、あるいはARBへの切り替え・併用で改善するケースが多くみられます。

【ARB・ACE阻害薬】の副作用|空咳・かゆみ・腎臓への影響

ARB・ACE阻害薬は使用頻度が高い一方、特徴的な副作用があります。「腎臓に悪いのでは」という不安にもお答えします。

ACE阻害薬で有名な「空咳」とかゆみ

ACE阻害薬の代表的な副作用として、痰を伴わない乾いた咳(空咳)が知られています。

ブラジキニンという物質が分解されにくくなることが関与すると考えられており、開始後数週間で現れることが多い症状です。発疹・かゆみなどの皮膚症状が出る場合もあります。

ACE阻害薬の重大な副作用として、まれですが顔・舌・喉の腫れを伴う血管浮腫があり、JSH2025でもACE阻害薬の禁忌として「血管浮腫」が明記されています。喉が腫れて呼吸困難が出るような場合は緊急対応が必要です。

ARB・ACEと腎臓の関係|「腎臓に悪い」は本当?

「ARB・ACE阻害薬は腎臓に悪い」というイメージをお持ちの方が少なくありませんが、JSH2025ではむしろ、蛋白尿/微量アルブミン尿を有するCKD患者に対する積極的適応薬として位置づけられています。腎臓を守る目的で使われることが多い薬です。

ただし、両側性腎動脈狭窄は原則禁忌で、高カリウム血症のある方、特殊な膜を用いるアフェレーシス/透析中の方(ACE阻害薬)では使用に注意が必要です。また、開始後や用量変更後には腎機能・カリウム値の定期チェックが推奨されます。

薬剤師が「これは相談を」と判断するサイン

空咳が続いて夜眠れないほどであれば、ACE阻害薬からARBへの変更を医師に相談することをお勧めしています。

血液検査でカリウム値・クレアチニン値の急な変動が指摘された場合も、薬剤調整の対象です。顔・舌・喉の腫れや呼吸困難があれば、ためらわず救急対応を選んでください。

【利尿薬】の副作用|頻尿・脱水・貧血・だるさ

利尿薬は水分・塩分を排出して血圧を下げる薬で、ほかの降圧剤とは違う副作用が出ます。

利尿薬で多い頻尿・脱水・電解質異常

尿量が増えるため、頻尿や夜間頻尿が起こりやすくなります。

また、長期使用で低カリウム血症・低ナトリウム血症などの電解質異常、脱水、それに伴うだるさ・ふらつきが現れることがあります。JSH2025でも、サイアザイド系利尿薬の禁忌として「ナトリウム・カリウムが明らかに減少している病態」が示されています。

JSH2025の改訂点のひとつは、少量のサイアザイド系利尿薬が「本来投与されるべき病態への使用率が低く、積極的な投与が望まれる」とされた点です。

具体的にはトリクロルメチアジド0.5〜1 mg、ヒドロクロロチアジド6.25〜12.5 mg、インダパミド0.5〜1 mg相当の少量使用が示されています。低用量での使用が、副作用と有効性のバランスを取るうえで重要です。

貧血・尿酸値・血糖値への影響

サイアザイド系利尿薬は尿酸値の上昇や耐糖能の悪化を招くことがあり、JSH2025でも「重要な注意のもとで使用可能な病態」として痛風・耐糖能異常・妊娠が挙げられています。痛風発作の既往がある方、糖尿病をお持ちの方では使用にあたり配慮が必要です。

「最近だるい」「足が攣る」「のどが渇く」といった訴えは、利尿薬による電解質異常や脱水が背景にある場合があり、「年のせい」と見過ごされやすい点に注意が必要です。

薬剤師が伝える服用タイミングの工夫

夜間頻尿を避けるため、利尿薬は朝の服用をお勧めしています。

夏場は脱水のリスクが高まるため、こまめな水分補給(ただしジュースや塩分の多い飲料の摂りすぎは避ける)を意識していただきます。発熱・下痢・嘔吐などで脱水のリスクが高いときは、医師に相談したうえで一時的な減量・休薬が検討される場合もあります。

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ネットの噂は本当?|「降圧剤で認知症」など知恵袋でよくある不安

知恵袋などで不安が広がりやすい噂について、薬剤師の視点で事実を整理します。鵜呑みにする前にご確認ください。

「降圧剤で認知症になる」説の真偽

「降圧剤を飲むと認知症になる」という情報がネット上には散見されますが、現時点でこれを強く裏づける根拠は乏しいとされています。

むしろ、放置された高血圧こそが脳の血管に長期的なダメージを与え、血管性認知症のリスク因子となることが知られています。JSH2025でも、適切な降圧の意義は認知機能の維持を含めて述べられています。

ただし、過度な降圧でふらつき・転倒が増えれば、それ自体が高齢者のQOLを下げる要因となります。

JSH2025の高齢者(75歳以上)の降圧指針では、健康・機能状態に応じて4つのカテゴリーに分類し、収縮期血圧120 mmHg未満では降圧薬の減量を考慮する、エンド・オブ・ライフ期では減量・中止を考慮する、といった個別性が明記されています。「一律に厳格に下げる」のではなく、個別に有害事象を避けることが重視されています。

知恵袋でよく見る不安・誤情報の傾向

「一生やめられない」「腎臓が壊れる」「飲むほど血圧は上がる」など、断定的な情報が広がりやすい傾向があります。これらは個人の体験談を一般化してしまったり、薬の作用機序を誤って解釈していたりするケースが多くみられます。

薬剤師がネット情報をこう見ている

個別の体質・併用薬・合併症・年齢・腎機能などをまったく無視した情報は、参考程度にとどめるのが安全です。同じ薬でも、ある方には合い、別の方には合わない、というのは日常的に起こります。

不安を感じたときは、ネットの体験談より、添付文書・JSH2025などの公的情報、そしてかかりつけの医師・薬剤師に確認するのが確実です。

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危険な副作用のサイン|すぐ受診すべき症状

多くの副作用は様子を見られますが、なかには緊急性の高いものもあります。安全のため、危険なサインを知っておきましょう。

軽症で様子を見てよい副作用

軽度のむくみ、一時的なほてり、飲み始め1〜2週間の軽い動悸・頭痛などは、体が薬に慣れることで落ち着いてくることがあります。

家庭血圧を朝晩記録しつつ、症状の経過をメモしておくと、次回の受診や薬局相談に役立ちます。

すぐ受診・相談すべき危険なサイン

強い動悸・息切れ・極端なふらつき・失神、顔や舌・喉の腫れ、呼吸困難(血管浮腫を疑う症状)、1週間で2〜3 kg以上の急な体重増加、安静時の息切れ、横になると苦しい(心不全の悪化を疑う症状)、強い筋肉痛と赤褐色〜コーラ色の尿(横紋筋融解症の可能性)などは、ただちに受診・相談すべきサインです。

薬剤師が「すぐ受診を」と判断する3つのサイン

私が薬局で「迷わず受診を」とお伝えするのは、次の3つです。

1.全身性のむくみ・急激な体重増加・安静時の息切れなど心臓・腎臓の急変を疑うサイン
2.顔・喉の腫れ・呼吸困難・全身に広がる発疹など重篤なアレルギー反応を疑うサイン
3.強い動悸・息切れ・顔面蒼白・冷や汗など貧血や循環不全を疑うサイン

これらに該当する場合は、自己判断で薬を中止する前に医療機関へ連絡してください。

副作用が出たらどうする?|自己中断は危険

副作用がつらいときの正しい対処法を整理します。最もやってはいけないのは「自己判断での中断」です。

絶対にやってはいけない自己中断

降圧薬を自己判断で急に中止すると、血圧が反動で急上昇(リバウンド)し、脳出血・脳梗塞・心筋梗塞などの引き金になる可能性があります。JSH2025でも、降圧の過程および達成後の血圧管理は継続性が前提とされています。

「つらいから一度やめてしまおう」と思った時点で、ぜひ電話一本でも構いませんので、かかりつけの医師・薬剤師にご連絡ください。

薬の変更・減量という選択肢

JSH2025の主要降圧薬(G1)には4つの系統があり、さらにG2(ARNI・MR拮抗薬)、G3(α遮断薬・ヒドララジン・中枢性交感神経抑制薬など)を含めると選択肢は非常に広く存在します。

同系統内での変更(例:アムロジピンからアゼルニジピンへ)、別系統への切り替え(例:ACE阻害薬からARBへ)、用量の調整、合剤への切り替えなど、調整の余地は多くあります。

「合わない=治療失敗」ではなく、「自分に合う薬を見つける過程」と捉えていただくほうが、長期的な治療継続には現実的です。

薬剤師に相談するときに伝えるべきこと

相談時に「いつから・どんな症状が・どの薬で出たか」を整理して伝えていただけると、判断が格段に早くなります。

お薬手帳、家庭血圧の記録(できれば1〜2週間分)を一緒にお持ちいただけると、より具体的な提案が可能です。

薬を変えたいけど通院できない人へ|オンライン診療の活用法

副作用かもしれないので血圧の薬を変えたいのに通院の時間が取れない——そんな方には、自宅で完結するオンライン診療が便利です。

オンライン診療のメリット

スマートフォン1台で予約・ビデオ診察・処方・薬の自宅配送まで完結し、薬の変更・減量の相談も自宅から行えます。JSH2025では家庭血圧の継続記録が治療判断の中核に位置づけられており、その記録こそがオンライン診療における医師の判断材料の中心になります。

受診から薬が届くまでの流れ

一般的な流れは、①オンライン予約、②指定時刻にビデオ診察(家庭血圧の記録・症状の写真などを事前送付できるサービスもあります)、③医師の判断で処方、④薬が自宅へ配送、という4ステップです。直近1〜2週間の家庭血圧の記録を用意しておくと、薬の変更判断が円滑に進みます。

オンライン診療が向かないケース

顔の腫れ・呼吸困難・失神・激しい胸痛・麻痺などの緊急症状があるときは、オンライン予約を待たず119や救急外来を選んでください。また、採血や心電図など検査値の確認が必要な場面、二次性高血圧が疑われ精密検査を要する場面では、対面受診が前提となります。

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よくある質問

薬局のカウンターでよくある質問にお答えします。

Q1. 降圧剤の副作用は飲み続ければ慣れますか?

軽い頭痛・ほてり・初期の動悸などは、体が慣れて軽くなることがあります。一方、むくみや空咳、頻尿、電解質異常などは服用継続では改善しにくい傾向があり、薬剤変更の対象となります。「我慢」より「相談」が原則です。

Q2. 副作用がつらいので自分で薬をやめてもいいですか?

急な自己中断は反動性の血圧上昇を招き、脳卒中・心筋梗塞のリスクを高めるため避けてください。中止・変更は必ず医師・薬剤師にご相談ください。

Q3. 降圧剤は一生飲み続けないといけませんか?

体重減少・減塩・運動習慣の改善などで血圧が安定し、医師の判断のもとで減量・中止に至るケースもあります。ただし自己判断ではなく、家庭血圧の記録に基づいて段階的に判断します。

Q4. 市販薬やサプリと一緒に飲んでも大丈夫ですか?

市販の鎮痛薬(NSAIDs)は高血圧緊急症の原因となる可能性があり、漢方薬の甘草は偽アルドステロン症を介して血圧上昇や低カリウム血症を招くことがあります。市販薬・サプリを始める前に、お薬手帳を持参のうえ薬剤師にご相談ください。

Q5. アムロジピンのむくみは放置しても大丈夫ですか?

軽度のむくみであれば、着圧ソックス・足の挙上・減塩などで対処できる場合があります。一方、息切れや急な体重増加を伴うむくみは別の疾患の可能性があり、放置せず医師にご相談ください。Ca拮抗薬性のむくみは、薬剤の変更で改善することが多い症状です。

Q6. 副作用が心配で何科に相談すればいいですか?

まずはかかりつけ内科または循環器内科へ。腎機能・電解質・ホルモンの精査が必要な場合は腎臓内科・内分泌内科への紹介となることがあります。緊急性のある症状があれば、何科かを迷う前に119や救急外来を選んでください。

「副作用と上手につき合う」ために知っておきたいこと

降圧剤の副作用は、Ca拮抗薬(アムロジピン)のむくみ・動悸・頭痛、ARB・ACE阻害薬の空咳・かゆみ・腎臓への影響、利尿薬の頻尿・脱水・貧血など、薬の種類によって大きく異なります。

 

大切なのは「副作用=悪い薬」ではなく、種類を変えるだけで解決することが多いと知ることです。

そして、最も避けてほしいのが自己判断での中断です。つらい症状があっても、まずは薬剤師や医師に「いつから・どんな症状が・どの薬で」を伝えてください。それだけで適切な変更・減量につながります。

知恵袋などのネット情報に不安をあおられるより、専門家に確認するほうが確実です。

通院の時間が取れない方は、オンライン診療で薬の変更を相談するという選択肢もあります。我慢して飲み続けるのではなく、自分に合った薬に出会うことが、血圧治療を無理なく続ける近道です。本記事がそのきっかけになれば幸いです。

参考文献:

高血圧管理・治療ガイドライン 2025~改訂ポイント~|診療ガイドライン最新事情シリーズ 

重篤副作用疾患別対応マニュアル 重症高血圧|厚生労働省

アムロジン錠添付文書

レニベース錠添付文書

オルメテック錠添付文書 

本記事の内容については、正確な情報提供に努めておりますが、その内容や、本記事をもとにした利用者様の判断・行動について、当方が責任を負うものではありません。ご利用にあたっての判断・決定は、ご自身の責任にてお願いいたします。

この記事を書いた人

専門家の紹介

薬剤師瀬川 沙希

薬剤師
瀬川 沙希

婦人科系製薬メーカーにて勤務後、調剤薬局・オンラインピル診療にて遠隔医療相談を経験。 自身の不妊治療をきっかけに漢方薬局へ就職し、漢方・薬膳の考え方を学びました。 妊活カウンセリングや薬膳教室を通じて、日々の生活に取り入れやすいケアをお伝えしています。

この記事を監修した人

専門家の紹介

天下茶屋内科クリニック 院長小幡 史明

天下茶屋内科クリニック 院長
小幡 史明

総合診療医として、高血圧、糖尿病、不眠、膝痛、腰痛など、多岐にわたる症状を持つ患者様の診療を担当します。 一人の医師が複数の疾患を統合的に管理し、標準的な治療を提供することで、診断から治療、必要に応じた専門医紹介まで、患者様の健康を全面的にサポートいたします。 天下茶屋内科クリニック https://kouyukai.info/about/
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