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蕁麻疹がストレスで出る理由と症状を抑える薬の選び方

蕁麻疹とストレス

 

「仕事が忙しくなるとじんましんが出る」「試験や大事なイベントの前に限って肌が赤くなる」——そんな経験はありませんか?

ストレスと蕁麻疹には、実は深いつながりがあります。市販薬を試しても治まらない、繰り返す蕁麻疹に悩んでいる方に向けて、薬剤師の視点から原因と薬の選び方をわかりやすく解説します。

ストレスで蕁麻疹が出るのはなぜ?

ヒスタミンが引き金になる

蕁麻疹の主な原因物質は「ヒスタミン」です。通常、ヒスタミンは体内の肥満細胞(マスト細胞)の中に蓄えられていますが、何らかの刺激によって一気に放出されると、皮膚の血管が拡張・透過性が高まり、赤みや膨らみ・かゆみが生じます。

ストレスがヒスタミン放出を促す

強いストレスを受けると、体は「コルチゾール」や「アドレナリン」といったホルモンを分泌して緊張状態に対応しようとします。この過程で自律神経のバランスが乱れ、免疫システムが過剰反応しやすくなります。その結果、肥満細胞からヒスタミンが放出されやすくなり、じんましんが出やすい状態になるのです。

ストレス性蕁麻疹の特徴

・特定の食べ物や接触物に心当たりがない
・疲れているときや緊張した直後に出やすい
・数時間〜1日以内に消える(翌日には跡が残らない)
・繰り返し出現する場合がある
上記に複数当てはまる場合、ストレスが引き金になっている可能性が高いです。

市販薬が効かなくなってきたと感じたら

「最初は市販の抗ヒスタミン薬で治まっていたのに、最近効きが弱くなった気がする」という方は少なくありません。
これにはいくつかの理由が考えられます。

①慢性化している
蕁麻疹が6週間以上続く状態を「慢性蕁麻疹」といいます。慢性化すると市販薬では抑えきれないケースが増えてきます。医師に相談して薬の使い方の見直しが必要です。

②薬の成分が合っていない
抗ヒスタミン薬の強さに明確なランク付けはなく、個人差が大きいという側面もあります。成分を変えるだけで改善することもあります。

③服用タイミングが不規則 蕁麻疹は「出てから飲む」より「定期的に飲み続ける」ことで症状をコントロールしやすくなります。
例えば、花粉症のお薬は症状が出る2週間前に服用するとピークの症状が抑えられるという研究結果が出ています。

【市販薬編】蕁麻疹に使える市販薬の選び方

まず大切な注意点として、市販薬の中でも「蕁麻疹」への適応があるものとないものがあります。
たとえばよく知られているアレグラFX(フェキソフェナジン)・アレジオン(エピナスチン)・クラリチンEX(ロラタジン)は、市販薬としては蕁麻疹に適応外です(花粉症などの鼻炎用)。購入の際は必ず箱に記載の「効能・効果」を確認しましょう。

蕁麻疹に適応のある主な市販薬

商品名(成分名) 特徴 眠気 服用回数
タリオンAL(ベポタスチン) 肝臓への負担が少ない。医療用と同用量 やや出ることあり 1日2回
ジルテックS(セチリジン) かゆみへの効果が高め。就寝前服用が目安 出やすい 1日1回
エバステルAL(エバスチン) 効果の持続時間が長い やや出ることあり 1日1回
レスタミンコーワ(ジフェンヒドラミン)※第一世代 即効性があるが眠気が強い 非常に出やすい 1日数回

日中・仕事中に使いたい場合はタリオンALやエバステルALが選びやすいです。かゆみが特に強い場合はジルテックSを就寝前に使うのも一つの選択肢です。
※抗ヒスタミン薬に「絶対に一番強い薬」はありません。日本皮膚科学会のガイドラインでも、個人差があるため複数試して合うものを見つけることを推奨しています。

【処方薬編】病院で出る薬との違い・比較

市販薬で効果が不十分な場合や、慢性化している場合は処方薬が選択肢になります。処方薬は市販薬より種類が豊富で、症状や生活スタイルに合わせて細かく調整できます。

蕁麻疹診療ガイドライン2018に基づく治療ステップ

日本皮膚科学会のガイドラインでは、以下のステップで治療を進めることが推奨されています。

ステップ1:第二世代抗ヒスタミン薬(標準量・単剤)

まずは非鎮静性の第二世代抗ヒスタミン薬を1種類、標準量で使います。

処方薬(成分名) 眠気 服用 特徴
アレグラ(フェキソフェナジン) ほぼなし・運転可 1日2回 眠気が最も少ない部類。妊娠中も比較的使いやすい
クラリチン(ロラタジン) ほぼなし・運転可 1日1回 眠気が少なく長期服用しやすい
ビラノア(ビラスチン) 少ない・運転可 1日1回 空腹時 強い抗ヒスタミン作用と眠気の少なさを両立
デザレックス(デスロラタジン) 少ない・運転可 1日1回 ロラタジンの活性代謝物。1日1回で使いやすい
タリオン(ベポタスチン) やや出ることあり 1日2回 かゆみへの効果が高め。腎機能障害がある方は要注意
アレロック(オロパタジン) 出やすい・運転注意 1日2回 抗ヒスタミン作用が強い。眠気が出やすい点に注意
ザイザル(レボセチリジン) 出やすい・運転注意 1日1回 就寝前 強い抗ヒスタミン作用。就寝前服用が基本

ステップ2:増量または2剤併用

ステップ1で効果が不十分な場合、同じ薬を2倍量まで増量するか、系統の異なる2剤を組み合わせます。
例:タリオン+デザレックスの併用など

ステップ3:補助的治療薬の追加

それでも効果が不十分な場合、以下の薬を追加することがあります(保険適用外の場合あり)。

・ロイコトリエン拮抗薬(モンテルカストなど):炎症を引き起こす物質の産生を抑える
・H2ブロッカー(ラフチジンなど):胃薬として知られるが、ヒスタミンH2受容体への作用でかゆみを補助的に軽減
・オマリズマブ(ゾレア)皮下注:既存治療が効かない難治性の慢性蕁麻疹に保険適用。専門医のもとで使用

市販薬と処方薬の主な違い

市販薬 処方薬
種類 限られる 豊富(20種類以上)
蕁麻疹適応 一部のみ ほぼすべて適応あり
用量調整 できない 症状に応じて増減可
複数の薬の組み合わせ 自己判断でのリスクあり 医師・薬剤師が管理
費用 保険なし 健康保険が使える

ストレス性蕁麻疹と上手につき合うために

薬でヒスタミンの働きを抑えながら、ストレスそのものへのアプローチも並行して行うことが大切です。

・睡眠をしっかりとる:睡眠不足は自律神経を乱し、蕁麻疹を悪化させます
・入浴でリラックス:38〜40℃のぬるめのお湯に10〜15分浸かることで副交感神経が優位になります
・搔かない:搔くと皮膚への刺激でさらにヒスタミンが放出され、悪化します
締め付けの強い衣類を避ける:物理的な刺激も蕁麻疹の誘因になります

こんな場合は早めに受診を

以下の症状がある場合は、市販薬での対応ではなく、医療機関への受診をおすすめします。

・蕁麻疹が6週間以上繰り返している(慢性蕁麻疹の可能性)
・のどの腫れ・息苦しさ・めまいを伴う(アナフィラキシーの可能性)
・発熱・関節痛を伴う
・市販薬を1〜2週間使用しても改善しない

オンライン診療という選択肢

「病院に行く時間がない」「まず薬を試してみたい」という方には、オンライン診療の活用も有効です。スマホやPCから医師に症状を相談し、処方箋を発行してもらうことができます。

蕁麻疹のような繰り返す症状は、定期的に医師・薬剤師と相談しながら薬を調整していくことが、早期改善への近道です。

まとめ

・ストレスは自律神経を乱し、ヒスタミン放出を促すことで蕁麻疹を引き起こす
・市販薬は蕁麻疹に「適応あり」のものを選ぶことが重要(アレグラFX・クラリチンEXなどは蕁麻疹には市販では適応外)
・処方薬はガイドラインに基づき、第二世代抗ヒスタミン薬から段階的に治療を進める
・抗ヒスタミン薬に「絶対的な強さのランク」はなく、個人差があるため合う薬を探すことが大切
・6週間以上続く・全身症状がある場合は早めに医療機関へ


この記事は医療情報の提供を目的としており、診断・治療の代わりになるものではありません。症状が続く場合は医師・薬剤師にご相談ください。 参考:日本皮膚科学会「蕁麻疹診療ガイドライン2018」

この記事を書いた人

専門家の紹介

薬剤師 アリス薬局代表石井 結衣

薬剤師 アリス薬局代表
石井 結衣

大学でレチノールを研究し、美容皮膚専門薬局に勤務後、漢方専門薬局で中医師に弟子入り。 その後アリス薬局を開業して、シミ・肝斑・ニキビ・アトピー、婦人科疾患など様々なカウンセリングを行っている。

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天下茶屋内科クリニック 院長小幡 史明

天下茶屋内科クリニック 院長
小幡 史明

総合診療医として、高血圧、糖尿病、不眠、膝痛、腰痛など、多岐にわたる症状を持つ患者様の診療を担当します。 一人の医師が複数の疾患を統合的に管理し、標準的な治療を提供することで、診断から治療、必要に応じた専門医紹介まで、患者様の健康を全面的にサポートいたします。 天下茶屋内科クリニック https://kouyukai.info/about/

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