ニキビ跡の薬は市販?皮膚科?症状別におすすめの治療薬を解説
ニキビが治った後に残る跡を消すためには、症状に合った薬を選ぶことが重要です。
ニキビ跡には市販薬で対応できるものと、皮膚科での専門的な治療が必要なものがあります。
この記事では、ニキビ跡の種類に応じた市販薬の選び方から、皮膚科で受けられる治療まで、おすすめのケア方法を解説します。
自分に適したニキビ跡用の薬を見つけ、効果的な治療を始めましょう。
目次
ニキビ跡は薬で治療できる?まずは自分の症状を知ることが重要
ニキビ跡が薬で治るかどうかは、その症状のタイプによって異なります。
赤みや茶色い色素沈着といったニキビ跡は、市販薬や基礎化粧品などによるセルフケアで改善が期待できます。
しかし、皮膚が凸凹になるクレーター状の跡は、塗り薬やスキンケアなどのホームケアだけで完全に治すことは難しく、皮膚科での専門的な治療が必要です。
効果的なケアを行うためには、まず自分のニキビ跡がどのタイプなのかを正しく把握することが第一歩となります。
あなたのニキビ跡はどのタイプ?3つの種類とそれぞれの原因
ニキビ跡は、大きく分けて「赤み」「色素沈着」「クレーター」の3つのタイプに分類されます。
これらはすべて、ニキビによる炎症が原因で引き起こされます。
炎症が皮膚のどの深さまで達したか、また、炎症に対して体がどのように反応したかによって、現れるニキビ跡のタイプが変わります。
自分の症状がどれに当てはまるかを知ることで、適切なケア方法を選択できます。
赤みを帯びたニキビ跡(炎症後紅斑)
赤みを帯びたニキビ跡は「炎症後紅斑」と呼ばれ、ニキビの炎症が治まった後も皮膚の下に赤みが残っている状態です。
これは、炎症によって毛細血管が拡張したり、新たに作られたりしたものの、まだ正常な状態に戻っていないために起こります。
皮膚が薄い部分では特に目立ちやすく、紫がかった赤色に見えることもあります。
肌のターンオーバーによって自然に薄くなることが多いですが、炎症が長引くと色素沈着に移行する可能性があるため、早期のケアが大切です。
茶色いシミのようなニキビ跡(炎症後色素沈着)
茶色いシミのように見えるニキビ跡は「炎症後色素沈着」が原因です。
ニキビの強い炎症が刺激となり、肌を守ろうとしてメラノサイトが活性化し、メラニン色素が過剰に生成されることで起こります。
このメラニンが肌に沈着し、茶色や黒ずみとして残ってしまいます。
特に、紫外線を浴びるとメラニンの生成がさらに促進され、シミが濃くなる可能性があるため、日々の紫外線対策が非常に重要になります。
凸凹・クレーター状になったニキビ跡
ニキビの炎症が皮膚の深い部分である真皮層にまで達し、コラーゲン線維などの組織を破壊してしまうと、皮膚表面に凹凸やクレーター状の跡が残ります。
一度破壊された真皮層は自然に再生することが難しいため、セルフケアで完全に治すことは困難です。
また、炎症の治癒過程で組織が過剰に作られると、しこりのような膨らみ(肥厚性瘢痕)やケロイドになることもあります。
これらは傷跡の一種であり、毛穴が目立つ原因にもなります。
【症状別】ドラッグストアで買える市販薬の選び方
ニキビ跡のケアは、ドラッグストアや薬局で購入できる市販薬から始めることも可能です。
特に、赤みや色素沈着といった初期段階のニキビ跡には、有効な成分が配合された医薬品が販売されています。
自分のニキビ跡の症状に合わせて適切な成分が配合された薬を選ぶことで、セルフケアでも改善が期待できます。
購入する際は、薬剤師に相談するのも良いでしょう。
赤みタイプのニキビ跡には抗炎症成分配合の塗り薬を選ぶ
赤みが残るニキビ跡には、まず炎症を鎮めることが重要です。
市販薬を選ぶ際は、グリチルリチン酸ジカリウムやアラントインなどの抗炎症成分が配合されているかを確認しましょう。
これらの成分は、肌に残った炎症を穏やかにし、赤みを抑える働きがあります。
抗炎症薬では「スタデルムクリーム」がおすすめです。このスタデルムクリームは、基剤(クリームの部分)のクオリティが高く、毛穴を小さくする効果があるとも言われていて、べたつきにくいので使用感も良いです。価格の安いので使いやすくおすすめです。
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色素沈着タイプのニキビ跡には美白有効成分が効果的
茶色い色素沈着を薄くするには、メラニンの生成を抑え、排出を促す美白有効成分が配合された薬が適しています。
代表的な成分として、メラニンの生成を抑制するビタミンC誘導体やトラネキサム酸、肌のターンオーバーを促すL-システインが挙げられます。
また、血行促進作用のあるヘパリン類似物質も、ダメージを受けた皮膚組織の修復をサポートし、ターンオーバーを促すため効果的です。
継続して使用することで、徐々に色素沈着が目立たなくなります。
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また、より積極的にケアしたい場合は、メラニンを作る細胞の働きを弱めるハイドロキノンという成分も選択肢になります。
これらの成分を含む薬を継続的に使用することで、気になるシミへの効果が期待できます。
市販の飲み薬で体の内側からターンオーバーを促す
ニキビ跡のケアは、塗り薬だけでなく、体の内側からアプローチする内服薬を併用するのも効果的です。
肌の代謝を助け、ターンオーバーを正常化させるL-システインや、メラニンの生成を抑えるビタミンC、皮膚や粘膜の健康維持を助けるビタミンB群・ビタミンAなどが配合された医薬品を選びましょう。
飲むタイプの薬は、肌全体の調子を整え、ニキビ跡の改善をサポートします。
色素沈着の場合、塗り薬+飲み薬が効果的です。
炎症性色素沈着に適応がとれているのがシナール配合錠です。
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肌の生まれ変わりを助けることで、色素沈着の排出を促します。
セルフケアで改善しない場合は皮膚科での治療を検討しよう
市販薬を数ヶ月試してもニキビ跡の改善が見られない場合や、クレーター状の跡に悩んでいる場合は、皮膚科の受診を検討しましょう。
専門医の診断を受けることで、自分の症状に合ったより効果的な治療が受けられます。
最近では、通院の手間が省けるオンライン診療サービスも増えており、自宅からでも気軽に相談することが可能です。
自己判断でケアを続けるよりも、専門的なアプローチが改善への近道となります。
皮膚科で処方される代表的な塗り薬(外用薬)
皮膚科では、市販薬よりも作用の強い成分を含む塗り薬が処方されます。
代表的なものに、毛穴の詰まりを改善しターンオーバーを促す「アダパレン」や、抗菌作用と角質を剥がす作用を持つ「過酸化ベンゾイル」があります。
アダパレンが有効成分のお薬
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過酸化ベンゾイルが有効成分のお薬
・ベピオゲル2.5%・ベピオローション2.5%
過酸化ベンゾイルを有効成分に含むお薬
・デュアック配合ゲル
・エピヂュオゲル
これらはニキビそのものの治療薬ですが、ターンオーバーを促進することでニキビ跡の改善にもつながります。
医師の指示に従い、患部に正しく塗布することで効果が期待できる処方薬です。
ニキビ跡の改善をサポートする飲み薬(内服薬)
皮膚科では、塗り薬と併せて飲み薬(内服薬)が処方されることもあります。
色素沈着に対しては、メラニンの生成を抑える「トラネキサム酸」や、抗酸化作用のある「ビタミンC(シナール)」、肌のターンオーバーを整える「ビタミンB群(リボフラビン・ピリドキサール)」などが用いられます。
まだ炎症が残っている場合には、抗生物質を短期間服用することもあります。
ビタミン系
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抗生物質
・ミノサイクリン塩酸塩錠の詳細はこちら
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これらの内服薬は、体の内側から肌の状態を整え、ニキビ跡の改善をサポートします。
塗り薬では治せないクレーター状のニキビ跡の治療法
皮膚の凹凸やクレーター状のニキビ跡は、塗り薬だけで改善することは極めて困難です。
そのため、美容皮膚科などでは専門的な治療が行われます。
極細の針で肌に穴を開け、創傷治癒力を利用して肌の再生を促す「ダーマペン」や、レーザーで皮膚に微細な穴を開けてコラーゲンの産生を促す「フラクショナルレーザー」などが代表的な治し方です。
これらの治療は、真皮層に直接働きかけ、肌を内側から再構築することで凹凸の改善を目指します。
薬の効果を高める!ニキビ跡を悪化させないためのセルフケア
薬による治療と並行して、日々のセルフケアを見直すことで、その効果を最大限に高めることができます。
ニキビ跡を悪化させないためには、新たな刺激を与えず、肌の回復力をサポートすることが重要です。
顔だけでなく、背中やお腹などにできた跡も、基本的なケアは同じです。
特に、自分で潰した跡は悪化しやすいため、丁寧なケアが求められます。
正しいスキンケアや生活習慣を心がけ、ニキビ跡を治す土台を整えましょう。
日焼け止めを使い紫外線対策を一年中徹底する
紫外線はニキビ跡、特に色素沈着タイプのものを悪化させる大きな原因です。
炎症後の肌はダメージを受けやすく、紫外線の影響でメラニンが過剰に生成されやすくなっています。
そのため、夏場だけでなく一年を通して紫外線対策を徹底することが不可欠です。
外出時はもちろん、室内でも日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。
スキンケアの一環として日焼け止めを取り入れ、肌を紫外線から守ることが、ニキビ跡を濃くしないための基本です。
肌への過度な刺激や摩擦を避ける
ニキビ跡がある肌は非常にデリケートな状態です。
洗顔時にゴシゴシこすったり、タオルで強く拭いたりするなどの物理的な摩擦は、肌のバリア機能を低下させ、さらなる炎症を引き起こす原因となります。
特に敏感肌の人は、少しの刺激でも赤みやかゆみにつながることがあります。
スキンケアやメイクの際は、肌に優しく触れることを意識し、過度なマッサージやピーリングなども避けるようにしましょう。
正しい洗顔方法と十分な保湿でバリア機能を守る
ニキビ跡のケアにおいて、肌のバリア機能を正常に保つことは基本中の基本です。
洗顔料をしっかりと泡立て、泡をクッションにして肌をなでるように優しく洗いましょう。
熱いお湯は肌の乾燥を招くため、ぬるま湯ですすぐのがポイントです。
洗顔後は、すぐに化粧水で水分を補給し、乳液やクリーム、美容液などで油分を補い、潤いを閉じ込めることが大切です。
十分な保湿は、肌のターンオーバーを整え、外部刺激から肌を守る助けとなります。
ニキビ・ニキビ跡に特におすすめのスキンケア法
薬剤師兼肌カウンセリング歴15年の私が過去一効果を実感したスキンケアほうは、「ローションパック」です。もともとは、美容家の佐伯チズさんが提唱されたものです。
やりかた
①めくれるコットンを5枚ぐらい水でしっかり濡らす
②コットンの水を軽く絞る
③
ニキビ・ニキビ跡がある人に共通して不足している成分
ニキビ患者の80%以上が、「セラミド」の不足といわれています。セラミドとは、保湿効果のある成分で肌にもともと備わっているものです。しかし、乾燥などの刺激によってセラミドは減少します。
セラミドを補うには、セラミドが含まれた基礎化粧品を購入するか、セラミドが作り出される成分の基礎化粧品を使うことです。
勇心酒造という酒蔵が見つけた「ライスパワーNo.11」という成分は、セラミドを生み出すことが分かっています。資生堂などの高級化粧品にごくわずかに含まれていますが、高容量で安く買うにはバリアケアシリーズのクリームがおすすめです。
食生活や睡眠時間など生活習慣を見直す
健やかな肌は、バランスの取れた生活習慣によって育まれます。
肌の材料となるタンパク質や、ターンオーバーを助けるビタミン・ミネラルを豊富に含む食品を意識的に摂取しましょう。
特に、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEは肌の健康に欠かせません。
また、肌の修復が行われる夜間の睡眠時間を十分に確保することも重要です。
ストレスを溜めないように適度な運動を取り入れるなど、生活全体を見直すことが、ニキビ跡の改善につながります。
ニキビ跡の薬に関するよくある質問
ニキビ跡の薬を使用するにあたって、効果を実感できるまでの期間や、症状に合った薬の選び方など、さまざまな疑問が生じるかもしれません。
ここでは、ニキビ跡のケアに関するよくある質問とその回答をまとめました。
ニキビ跡の薬はどのくらいの期間で効果を実感できますか?
肌が生まれ変わるターンオーバーの周期が約1〜3ヶ月のため、まずはその期間を目安に継続使用することが推奨されます。
赤みや色素沈着に効果的な市販薬でも、すぐに結果が出るわけではありません。
数ヶ月使用しても改善が見られない場合は、皮膚科への受診を検討しましょう。
クレーター状になってしまったニキビ跡は塗り薬で治せますか?
市販薬や処方薬などの塗り薬だけで、クレーター状のニキビ跡を完全に治すことは困難です。
皮膚の深い層である真皮が損傷しているため、セルフケアでの改善は限定的です。
レーザー治療やダーマペンなど、美容皮膚科での専門的な治療が必要になります。
ニキビの薬とニキビ跡の薬は一緒に使用しても問題ありませんか?
自己判断での併用は肌トラブルを招く可能性があるため避けるべきです。
特に、作用が強い処方薬やステロイド配合の薬は、組み合わせに注意が必要です。
現在治療中のニキビがある場合は、薬を購入する前に医師や薬剤師に相談し、適切な使用方法を確認してください。
まとめ
ニキビ跡を改善するためには、まず自分の症状が「赤み」「色素沈着」「クレーター」のどのタイプかを見極めることが重要です。
赤みや色素沈着は市販薬でのセルフケアも可能ですが、改善が見られない場合やクレーター状の跡には皮膚科での専門的な治療が必要です。
また、日々のスキンケアや生活習慣を見直すことも、薬の効果を高める上で欠かせません。
海外からの個人輸入薬にはリスクが伴うため、国内で承認された医薬品を使用し、必要に応じて専門医に相談しましょう。

薬剤師 アリス薬局代表
石井 結衣
この記事を監修した人
専門家の紹介

天下茶屋内科クリニック 院長
小幡 史明
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