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高温期が安定しないタイプの方の対策と治療法

更新日:2021年07月26日

高温期が安定しないタイプの方の対策と治療法

一般的に、高温期は体温が安定して高いことが望ましいですが、高温にギザギザするタイプの方もいらっしゃいます。高温期が安定しない原因の一つとして黄体機能の不全が考えられます。本コラムでは、高温期のギザギザの原因や治療法、お家でできる対応策などについてご紹介致します。

理想的な体温は?

理想的な体温としては、

低温:36.4℃前後

高温期:36.8℃前後

低温期と高温期の差は0.3~0.5℃あると望ましい。

高温期はなぜ体温が上がるのか?

高温期には黄体から黄体ホルモンが放出されます。

黄体ホルモンはプロゲステロンという名前のホルモンで、体温を上げる作用があります。

これにより高温期の体温が維持されます。

ですのできっちり黄体ホルモンが産生されなければ安定した高温期の体温を維持することができなくなってしまいます。

黄体ホルモンの他の作用として

・子宮内膜を厚くする

・着床しやすい子宮環境に整える

・食欲を増進させる働きがある

・からだに水分を溜め込む

・便の水分が減り便が固くなる。

などがあり、月経前のトラブル(PMS)の原因ともなるホルモンです。

黄体とは?

黄体の正体は生理のメカニズムから紐解くとわかりやすいです。

つまり黄体とは、成熟した卵胞の卵子が飛び出した後の殻です!

高温期を安定させるために必要な条件

高温期を安定させるためには、黄体ホルモンが正常に分泌され続ける必要があります。

・卵胞(卵子)がきちんと育つこと

黄体は成熟した卵胞がないと黄体が発生しないため、卵胞がしっかり発育する必要があります。

・エネルギーが十分にあること

身体がエネルギーに満ちていないと排卵しないためエネルギーが必要です。

例えば摂取カロリーが必要以下であると、身体は生きるためにエネルギーを優先的に使うので、生殖器に回るエネルギーが少なくなってしまいます。

食事を極度に減らすダイエットは禁物です。

・子宮・卵巣への血流が十分である

子宮・卵巣内の細胞は血液から栄養を得ています。

血流が十分でないと、細胞は栄養を吸収することができず、臓器がうまく機能しない原因になってしまいます。

・脳内でのホルモンが正常に分泌される。

ホルモンをコントロールする上位器官は脳になります。

脳はストレスなどの影響を受けると、うまく働かなくなってしまうため、睡眠をしっかりとったり、ストレス管理などが大切です。

病院での治療

治療はプロゲステロンのホルモン補充療法もしくはヒト絨毛性ゴナドトロピンの投与一般的になります。

ホルモン補充療法

ディファストンの内服

ヒト絨毛性ゴナドトロピン

錠剤タイプの漢方

HCG筋肉注射

HCGは妊娠中に産生されるホルモンで、黄体の分解を防いで、プロゲステロンの産生を保つものです。

また、排卵がうまく言っていない場合には、排卵誘発剤を使用することもあります。

西洋薬での治療は、ホルモンを増やす補充療法になり、根本的に自らホルモンを出す体質にするわけではありません。

根本的に体質から治療されたいときは漢方薬の併用が有効です。

漢方薬と西洋薬の違いはこちら

漢方薬での治療

お薬の効き目をよくするために、漢方薬での治療を併用することが効果的です。

タイプによって使い分けが肝心です。

【腎陽虚タイプ】

低温期自体も低く、高温期の後半まで高温期を保てないタイプ。

「補腎陽薬」や「補血薬」を中心に選択します。

八味地黄丸・芎帰調血飲第一加減など

【腎陰虚タイプ】

生理の周期が早くなりがちや、低温期もやや高めのタイプ。

イライラは精神症状、寝ても疲れが取れないや睡眠の質も悪いときは、

「補腎陰薬」や「疏肝薬」を使用します。

知柏地黄丸や加味逍遥散など

ご自身のタイプにあった漢方薬は以下から診断できます。

高温期が安定している=黄体ホルモンがきちんと分泌されていることに繋がります。

ホルモンバランスが正常に機能すると妊活への近道になります。

もしこのコラムをお読みになられてもお悩みが解決しない場合は、LINE@にてお気軽にご相談ください。

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