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原因不明のつらい生理痛(月経困難症の原因と対策)

更新日:2021年07月26日

原因不明のつらい生理痛

月経困難症とは、一般的に月経前・月経中に痛みが生じる状態やまたはそれに付随する症状のことを指します。

 他の人がどの程度の辛さなのかを比べることができないため、悩んでいる方が多くいらっしゃいます。

月経困難章とは機能性月経困難症と器質性月経困難症と分けられます。

ここでは主に、機能性月経困難症についてご紹介致します。

機能性月経困難症とは?

・子宮が強く収縮することで起こります。

・子宮や卵巣等に病気が存在しないにも関わらず、症状がでます。

・ストレスなどで増悪します。

主な症状

吐き気を催す女性

・下腹部痛、頭痛、腰痛

・吐き気、嘔吐

・下痢、お腹が張る

・憂鬱、イライラ

・疲労、脱力感

・食欲不振

月経困難症とは、日常生活に支障を来すほどの「つらい生理痛」のことを指します。

月経困難症とメカニズム

プロスタグランジンの産生量が多い

これが一番の問題になります。月経血を子宮から体外に排出する過程で痛みが起こります。また、生理前に血液や水分が体内で動くため、月経前に不調が出る方もいらっしゃいます。痛みの原因はプロスタグランジンと言われる成分にあります。月経血を外に排出するためには、子宮が収縮される必要がありますが、このプロスタグランジンが多量に産生されてしまうと子宮が過度に収縮してしまいます。それにより、子宮に送られる血液が少なくなり、強い痛みが発生します。(虚血性疼痛)

子宮の出口が狭い

若い女性や出産経験のない女性は、子宮の出口が狭いために、経血がスムーズに流れないため痛みを感じることがあります。これは物理的な問題なので難しですが、このケースは出産を経験すると、生理痛が軽くなることが多いです。

精神的・身体的なストレスが多い

ストレスにより、ホルモンや自律神経のバランスが乱れ、血流が悪くなってしまったり、神経伝達がうまくいかず、子宮が正常に機能しないため、痛みが発生することがあります。ストレスを感じやすい人は、生理前からいつも以上に睡眠をとったり、ハードな運動は避け、体をリラックスモードに導くことが大切です。

月経困難症の治療

治療では、

①子宮の過度の収縮を抑制するもの…低用量ピル、鎮痛剤、漢方薬

②子宮に送られる血液の減少を防ぐもの…漢方薬

があります。

低用量卵胞ホルモン・黄体ホルモン配合製剤

子宮内膜の増殖や収縮運動を抑えるため、症状が軽減されます。ただし妊活中であれば、服用できないため、その際は以下の2つの薬剤が有効です。

鎮痛剤

痛みの原因であるプロスタグランジンの産生を抑制します。鎮痛剤は「アセトアミノフェン」が有効成分になっているものかもしくは、「折衝飲」という漢方薬がおすすめです。折衝飲詳細はこちら一般的にロキソニンなどのNSAIDsは妊娠第1三半期(妊娠14週未満)に自然流産のリスクを増加させる可能性があるので、避けることが望ましい薬剤になります。

漢方薬

女性ホルモンを整える生薬である「当帰」「川芎」「芍薬」などが配合されている可能くすりがおすすめです。漢方薬の月経困難症に対する有効性は、80%という報告もあるので、一時的に陳津剤を使用するよりも有効なケースがあります。

◆主な漢方薬と適するタイプ◆

当帰芍薬散…やせ型で冷えむくみを伴う

桂枝茯苓丸…下半身は冷えるが、上半身にのぼせを感じる方、子宮内膜炎や月経不順がある      

生理前の精神的な不安定がある桃核承気湯…桂枝茯苓丸のタイプに加え、便秘がひどい場合  
苓桂朮甘湯…パニック症状を起こしやすく頭痛があるタイプ

当帰四逆加呉茱萸生姜湯 …生理痛を温めると緩和する。冷えや腰痛を伴うタイプ

加味帰脾湯…睡眠の質が悪く、疲労が蓄積している。精神的にイライラ不安定になるタイプ

月経困難症に効果ある漢方薬はたくさんの種類があります。もし服用に悩んだ際は無料カウンセリングがおすすめです。

薬に頼らない対策

①血の巡りをよくする。

暖かい飲み物を飲む女性

もともとの血流の状態が悪いと、月経血の排出がうまくいかないので、たくさんのプロスタグランジンを産生して子宮を収縮する必要があります。血の巡りがスムーズであれば、排出もスムーズにいき、過度な収縮を起こす必要がないため痛みを抑えることができます。血の巡りをよくするのは運動も効果的です。

②低体温や冷えを改善する

冷えがあると子宮などの臓器本来の機能性が失われうまく収縮されないため、冷えを改善することも、過度なプロスタグランジンの発生、子宮の収縮を抑えることに繋がります。また、日頃から冷えを感じていらっしゃらない人であっても、お腹やお知りを触ると冷たい!という人は部分的に冷えているので要注意です。冷え対策は、詳しくはこちら

③姿勢、骨盤を改善する

脳から子宮の機能を正常に働かすため神経が伸びていますが、腰骨や骨盤のずれがあると子宮ズレがあると、うまく神経伝達が働く、経血をうまく排出することができないため、強い痛みが発生する原因になります。日頃から正しい姿勢を気を付けることや、歩いているとスカートが回ってしまうような骨盤のズレが気になるかたは、整骨院や骨盤矯正を行うことで月経困難症を改善することができます。

いかがでしたでしょうか?身体的な病気が存在しないのに、症状が出ると不安になりますが、その中でも対策はたくさんあります。少しでも思い当たるケースがあれば、実践し、自分の体とうまく付き合っていきましょう。

妊活漢方についてはこちら

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