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妊娠中の貧血

更新日:2021年07月26日

日本人の女性は10人に1人が貧血であり、生理のある女性に絞ると、5人に1人の1人が貧血あると言われています。

「めまい」や「倦怠感」という症状が有名ですが、「肌荒れ」や「肌のくすみ」などの原因になることも。

すぐに命に関わるわけではないので放置されがちですが、実際は全身に酸素が行き渡らなくなり、不定愁訴の原因になってしまいます。

一口に貧血といってもいろいろ種類がありますが、貧血の中で、一番罹患率が高いのが、鉄欠乏性貧血です。

貧血患者さん全体の約66%が鉄欠乏に起因する貧血であることがわかっています。(参照:一般社団法人 -長野県臨床検査技師会-)

鉄欠乏性貧血は、妊娠においても、赤ちゃんが低体重で産まれたり、早産になるリスクがあるため、特に妊活中・妊娠中・授乳中の女性には、鉄分は積極的に取りたい栄養素の一つです。

貧血の診断基準

貧血の診断基準はヘモグロビン濃度(血色色素濃度)12g/dl未満

女性は月経による出血で鉄が失われるため貧血になりやすいです。

鉄は、特に意識しないとしっかり摂れない上に、植物性由来のものは吸収率が乏しいため、不足しやすくなります。

隠れ貧血に注意

ヘモグロビン濃度が正常範囲であっても、多くの女性が「隠れ貧血」の状態にあります。

体内の鉄の60~70%はヘモグロビンと結合して血中に存在し、残りの30~40%はフェリチンと結合して肝臓や脾臓に蓄えられています。

ヘモグロビン値だけでなくこの貯蔵鉄が不足してしまっても、鉄の利用効率が悪くなり貧血症状をきたします。

鉄不足になる原因

鉄不足になる原因は主に4つあります。

摂取不足

食べ物から十分に鉄を摂取できないと、鉄不足になってしまいます。

吸収不足

腸内環境が悪化していると、十分に鉄が吸収できないため不足してしまいます。

需要の増加

妊娠や授乳の際は体内で通常よりも多くの鉄を必要とするので鉄不足になりやすい状態です。

消費の増大(出血)

女性は毎月の月経があるため、鉄が消費されます。

月経前後に、貧血症状出る方は、子宮筋腫や子宮内膜症の疑いもあります。

鉄が不足すると不妊体質に?

・女性ホルモンの分泌が低下し、妊娠しにくくなる。

・卵細胞が成長するための酸素や栄養が運ばれなくなり、質に影響する。

鉄が不足すると女性ホルモンの(卵胞ホルモン・黄体ホルモン)の合成が滞り、分泌が低下します。

また子宮内膜や卵細胞を成長するためにも鉄は必要になってきますので、不足すると、子宮内膜や卵細胞の質に影響を与えることもあります。

鉄を含む食品

ヘム鉄と非ヘム鉄では6倍も吸収率が違うと言われています。

ヘム鉄は主に、赤身のお肉などの動物性に含まれており、無機鉄はほうれん草などの植物性に含まれています。

無機鉄は、吸収率が低いため、ほうれん草をたくさん食べてるから大丈夫!というわけではありません。

無機鉄から鉄分を少しでも効率よく摂取するためにはビタミンCと合わせることが効果的です。※ヘム鉄と非ヘム鉄では6倍も吸収率が違うと言われています。

【オススメの食材】

ヘム鉄:鶏レバー(9㎎)、豚ヒレ肉(1.2㎎)、卵(1.8㎎)(100gあたりの含有量)

【1日の摂取量】

18㎎

鉄の過剰摂取にご注意を!

鉄の過剰摂取にご注意を!

現在吸収率のキレート鉄などのサプリメントがでできておりますが、鉄は過剰になってしまうと他のミネラルの吸収を阻害してしまったり、過剰になった鉄から活性酸素が発生する原因にもなりかねません。

自己判断で高用量の鉄を摂取することは避けましょう。

アリス薬局では、血液検査データからその人に合った鉄の必要量をアドバイスさせていただきます。またお手元に血液検査データがな人であっても、アリス薬莢提携のクリニックで血液検査を受けていただくことが可能です。

もしご自身の血液の状態を確認したいと思いましたらお気軽にお問い合わせくださませ。

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