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肌を白くする食べ物と栄養素|食事で足りない分を内服で補う考え方

毎日ビタミンCを意識して摂っていても、肌の透明感に変化を感じられず、続けるべきか迷う方もいるでしょう。

また、トマトや緑黄色野菜が美白ケアによいと聞いても、どれくらい食べればよいのか分かりにくいものです。食事だけで肌を白くできるのか、疑問に思う方もいるかもしれません。

美白ケアの一環として食生活を見直すことは大切ですが、必要な栄養素を毎日の食事だけで十分に摂るのは簡単ではありません。

野菜や果物から摂れるビタミン類は水溶性のものが多く、体内にすぐ排出されてしまいます。

また、加熱調理によって一部の栄養素が減少することもあります。仕事や家事に追われ、栄養バランスの整った食事を毎日続けるのが難しい方もいるでしょう。

この記事では、薬剤師の視点から美白に効果的な食べ物と栄養素、食事の限界、そして「足りない分をどう補うか」という現実的な考え方まで、わかりやすく解説していきます。

肌を白くするために摂りたい栄養素と食べ物

美白を目指すうえで重要なのは、メラニン生成を抑える、できたメラニンを還元・排出する、抗酸化で肌を守る、という3つの働きをカバーする栄養素をバランスよく摂ることです。

ビタミンC|メラニン生成抑制+還元作用

ビタミンC(アスコルビン酸)は、メラニン生成の抑制と、すでにできたメラニンを還元する働きの両方を持つ美白栄養素の代表格です。

パプリカ、キウイ、ブロッコリー、イチゴ、柑橘類などに豊富に含まれています。

ただし熱と水に弱いという性質があるため、生食や短時間の加熱調理が理想的です。水溶性で体内に長く留まらないため、1日3回に分けてこまめに摂るのが効率的です。

厚生労働省の日本人の食事摂取基準(2025年版)では、成人のビタミンC推奨量は1日100mgです。

これは、良好なビタミンCの栄養状態の確実な維持の観点から算定のための量であり、美白目的で語られる用量とは前提が異なる点に注意が必要です。

出典:日本人の食事摂取基準2025年版|厚生労働省

ビタミンE|抗酸化+血行促進

ビタミンEは強力な抗酸化作用を持ち、細胞膜の脂質酸化を防ぐことで肌の老化を抑える栄養素です。

アーモンドをはじめとするナッツ類、アボカド、かぼちゃ、うなぎなどに豊富に含まれています。脂溶性のため、油と一緒に摂ることで吸収率が高まる特徴があり、ドレッシングやオリーブオイルとの組み合わせがおすすめです。

ビタミンCと併用することで、酸化されたビタミンEをビタミンCが再生する相乗効果も期待できます。

L-システイン(含硫アミノ酸)|ターンオーバー促進

L-システインは硫黄を含むアミノ酸の一種で、大豆・肉類・魚介類・卵など幅広い食品に含まれています。

肌のターンオーバーをサポートし、メラニンの排出を促す働きが知られており、ビタミンB6と一緒に摂ることで代謝が促進されます。皮膚科でも美白目的の内服薬として処方される成分ですが、食事だけで薬効に匹敵する量を摂取するのは現実的ではありません。

抗酸化力の高い注目成分と食材

ビタミン類に加えて、近年注目されているのが「抗酸化成分」です。紫外線によって生じる活性酸素を除去し、シミ・くすみの発生を防ぎます。

リコピン|トマトの赤い色素成分

リコピンはトマトの赤い色素成分で、スイカやピンクグレープフルーツにも含まれるカロテノイドの一種です。

強力な抗酸化作用を持ち、紫外線による皮膚ダメージの軽減が研究で示唆されています。生のトマトよりも、加熱したり油と組み合わせたりすることで吸収率が数倍にアップするのが特徴です。

忙しい方には、無塩のトマトジュースを1日1本取り入れる方法が効率的でしょう。

アスタキサンチン|サーモンやエビの赤色成分

アスタキサンチンは、鮭・エビ・カニ・イクラなどに含まれる赤色の天然色素で、ビタミンEを大きく上回る抗酸化力があるとされる注目成分です。

脂溶性のため、脂質と一緒に摂取することで吸収率が高まります。焼き鮭を朝食に取り入れるだけでも、手軽なエイジングケアの一助となります。

ポリフェノール類|植物由来の抗酸化物質

ポリフェノールは植物が紫外線などから身を守るために作り出す成分で、種類は数千種類にもおよびます。

ベリー類のアントシアニン、緑茶のカテキン、カカオのカカオポリフェノール、赤ワインのレスベラトロールなど、それぞれ異なる特性を持ちます。

多くのポリフェノールは体内での滞留時間が短いため、毎日少量ずつ継続して摂ることが大切です。

タンパク質・ミネラルも美白の土台

栄養素の話になるとビタミンに注目が集まりがちですが、肌の材料そのものであるタンパク質と、酵素反応に不可欠なミネラルも忘れてはいけません。

良質なタンパク質|肌の材料

肌のコラーゲンや角質層はすべてタンパク質から作られています。鶏むね肉、魚、卵、大豆製品といった良質なタンパク源を、1食あたり手のひら1枚分を目安に取り入れましょう。

1日の合計量を朝・昼・晩に均等に分けて摂ることで、体内での合成が効率化されます。極端な糖質制限や絶食型のダイエットで肌荒れが起きるのは、多くの場合タンパク質不足が背景にあります。

亜鉛|ターンオーバーに不可欠

亜鉛は肌の新陳代謝に欠かせないミネラルで、牡蠣・牛赤身肉・ナッツ類に多く含まれます。不足するとターンオーバーが乱れ、肌荒れやくすみの原因となります。

ただし過剰摂取は銅の吸収を妨げ、貧血や免疫低下を招く可能性があるため、日本人の食事摂取基準(2025年版)で定められた耐容上限量(成人男性で40〜45mg、女性で35mg)を超えない範囲での摂取が推奨されます。

出典:日本人の食事摂取基準2025年版|厚生労働省

大豆イソフラボン|女性ホルモン様作用

豆腐・納豆・豆乳などに含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た作用を持つ成分です。

肌のハリや弾力をサポートするとともに、ホルモンバランスを整える働きも期待できます。加齢に伴い女性ホルモンが減少する40代以降の方には、特に取り入れたい食材群といえるでしょう。

逆効果になる「避けたい食べ物」

美白によい食べ物を摂ることと同じくらい大切なのが、肌の黒ずみ・くすみを助長する食べ物を控えることです。

糖質・加工食品の摂りすぎ|糖化による黄ぐすみ

過剰な糖分は体内でタンパク質と結合し、AGEs(終末糖化産物)と呼ばれる物質を生成します。

これが肌に蓄積すると、黄ぐすみや弾力低下の原因となり、いわゆる糖化肌と呼ばれる状態を招きます。白米・パン・スイーツ・清涼飲料水などの糖質を摂りすぎない食生活を心がけましょう。

全粒粉パンや玄米など、血糖値の急上昇を抑える食材への置き換えも有効です。

揚げ物・酸化した油|活性酸素の発生源

時間の経った揚げ物や、何度も加熱した油には過酸化脂質が多く含まれ、体内で活性酸素を増やす原因となります。

活性酸素はメラノサイトを刺激し、シミ・くすみを助長します。惣菜コーナーの揚げ物を頻繁に食べる習慣は見直したいところです。

調理には酸化しにくいオリーブオイルや、加熱しない用途にはえごま油・アマニ油といった良質な油を選ぶとよいでしょう。

食事だけで美白効果を得るのは難しい理由

「食べ物で肌を白くする」という発想は正しい方向性ですが、現実問題として食事だけで理想的な栄養量を摂り続けるのは非常に困難です。

必要量を毎日摂り続けるのが難しい

美白目的で語られるビタミンC 1000mgを食事だけで摂ろうとすると、レモン約50個分、赤ピーマンでも約6〜7個分に相当します。

しかも野菜や果物のビタミンCは調理時の熱や水で失われやすく、収穫から時間が経つほど含有量も減少していきます。仕事や家事で忙しい日常の中で、毎日この量を確保し続けるのは現実的ではありません。

吸収率・生体利用率の問題

食品から摂った栄養素は、その全量が体内に吸収されるわけではありません。

同時に摂った他の食品成分、腸内環境、体調、体質などによって吸収率が変動し、実際に血中に届く量は思ったより少ないケースが少なくありません。

特にビタミンCのような水溶性ビタミンは、大量に摂っても余剰分は尿中に排出されるため、こまめな補給が理想となります。

すでにできたシミには効果が限定的

食事による栄養補給は、あくまで予防と土台作りに強みがある方法です。

すでに定着してしまったシミや肝斑に対しては、食事だけで劇的に改善させるのは難しく、医療用医薬品によるアプローチが必要になります。予防は食事で、改善は内服で、と役割分担して考えるのが現実的な戦略といえるでしょう。

食事で足りない分は「医療用内服薬」で効率的に補う

食事による美白ケアの限界を感じたら、次のステップとして検討したいのが医療用医薬品の内服です。ここでは薬剤師おすすめの3剤を紹介します。

ビタミンC+パントテン酸(シナール配合錠・配合顆粒)

シナール配合錠は、アスコルビン酸(ビタミンC)200mgとパントテン酸カルシウム3mgを配合した医療用医薬品です。

食事だけでは摂りにくい高用量のビタミンCを効率的に補うことができ、メラニンの還元と新たなメラニン生成の抑制の両方に働きかけます。添付文書上の効能効果には「色素沈着症」が明記されており、皮膚科でシミ・そばかす治療の基本薬として広く処方されています。

出典:シナール配合錠 添付文書

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ビタミンE(ユベラNソフトカプセル200mg)

ユベラNソフトカプセルは、トコフェロールニコチン酸エステルを主成分とするビタミンE製剤で、食事では摂りにくい高用量のビタミンEを効率的に補える医療用医薬品です。

抗酸化作用に加えて末梢血管の血流を改善する働きがあり、冷えによるくすみや血行不良が気になる方に向いています。シナールと併用することで、酸化されたビタミンEをビタミンCが再生する相乗効果が期待できます。

ユベラNソフトカプセル 添付文書

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L-システイン(ハイチオール錠80)

ハイチオール錠80はL-システインを主成分とする医療用医薬品で、大豆や肉から摂りにくい量のL-システインを効率的に補うことができます。

メラニンの排出を促進し、肌のターンオーバーを整える働きが期待でき、ビタミンCと併用することで還元作用が高まります。

ハイチオール錠80は、添付文書上「湿疹、中毒疹、薬疹、じん麻疹、尋常性ざ瘡、多形滲出性紅斑」への効能が承認されています。

出典:ハイチオール錠 添付文書

▶ ハイチオール錠80をアリス薬局で購入する

「食事+内服」を無理なく続けるための入手ルート

医療用内服薬というと皮膚科に行かないと買えないと思われがちですが、実は処方箋なしで購入できる薬局もあります。

「零売薬局」のアリス薬局では処方箋なしで買える

近年、通院の負担を減らす選択肢として注目されているのが零売薬局です。

零売とは、処方箋医薬品や要指導医薬品を除く一部の医療用医薬品について、薬剤師が対面で症状や服用状況を確認したうえで、処方箋なしに販売できる仕組みを指します。

この販売形態は、平成26年3月18日付の厚生労働省通知(薬食発0318第4号)「薬局医薬品の取扱いについて」において、やむを得ない事情がある場合に限り認められる例外的な取扱いとして整理されています。

アリス薬局では、本記事で紹介したシナール配合錠、ユベラNソフトカプセル200mg、ハイチオール錠80など、美白ケアに役立つ医療用医薬品を常時取り扱っています。ご来店前にLINEで在庫状況をお問い合わせいただけると、店頭での待ち時間を最小限に抑えることができます。

出典:厚生労働省の通知「薬局医薬品の取扱いについて」(平成26年3月18日 薬食発0318第4号)

「アリスonline」なら処方箋が必要な薬も自宅にお届け

仕事や育児の合間に薬局へ足を運ぶのが難しい方には、自宅で完結できるアリスonlineの活用がおすすめです。

提携医療機関でのオンライン診療の予約から、問診・決済・薬の配送手配までを一つの窓口でまとめてサポートしており、スマートフォンのLINEひとつで4ステップの手続きが済みます。

予約受付は24時間対応、発送も全国どこでも可能なため、地方在住の方や出張・海外赴任を控えた方にも幅広くご利用いただいています。

ご来店・ご相談の流れ

アリス薬局の店舗は、大阪の梅田店と堺筋本町店の2拠点を展開しています。

ご来店の際は、飲み合わせを確認するためにお薬手帳をお持ちいただけるとより安心ですが、零売による販売のため健康保険証のご提示は不要です。

会計方法も現金・クレジットカード・交通系ICをはじめとする各種電子マネーに幅広く対応しているため、普段のお買い物と同じ感覚でお立ち寄りいただけます。

FAQ|肌を白くする食べ物に関するよくある質問

Q1. どんな食べ物を毎日摂れば肌が白くなりますか?

パプリカ・ブロッコリー・アーモンド・鮭・大豆製品などをバランスよく取り入れるのが理想です。ただし食事だけで理想量を摂るのは難しいため、内服薬での補助も検討しましょう。

Q2. ビタミンCは食事とサプリ・医薬品のどれで摂るのが効率的ですか?

食事で摂れるのは1日100〜200mg程度が現実的です。美白目的では1000mg前後が推奨されることも多く、医療用のシナール配合錠での補給が効率的です。

Q3. 朝にレモン水を飲むと肌が黒くなるって本当ですか?

いいえ、誤解です。レモンに含まれる「ソラレン」という成分に光毒性があるのは事実ですが、影響が出るのは一度に数キロ単位(レモン数十個分)を摂取した場合のみです。朝にグラス1杯のレモン水を飲む程度であればシミの原因になることはないため、安心して飲んでください。

Q4. どのくらいの期間で食事の効果を実感できますか?

肌のターンオーバーは約28〜40日周期のため、最低でも2〜3ヶ月の継続が必要です。食事+内服の併用でより早い実感が期待できます。

Q5. 男性でも食事で美白効果は得られますか?

得られます。男性は皮脂分泌が多く紫外線ダメージを受けやすいため、抗酸化食品と内側からのケアが特に有効です。

Q6. サプリと医療用内服薬、どちらを選ぶべき?

  1. 予防・維持ならサプリ、すでにあるシミやくすみへの対策なら医療用医薬品が効果的です。含有量と効能効果の承認の有無が大きく異なります。

まとめ

美白のための食事は、ビタミンC・E・L-システインで攻めるリコピン・アスタキサンチン等の抗酸化成分で守る糖質過多・酸化油は控える という基本を押さえることが大切です。

ただし、忙しい日常の中で必要量を毎日食事だけで摂り続けるのは現実的に難しく、「食事+医療用内服薬」の組み合わせがもっとも効率的な美白アプローチとなります。

  • シナール配合錠・配合顆粒でビタミンCを高用量補給
  • ユベラNソフトカプセル200mgでビタミンEを効率補給
  • ハイチオール錠80でL-システインを補い排出促進

皮膚科に通う時間が取れない方は、処方箋なしで医療用医薬品が購入できる零売薬局「アリス薬局」や、オンライン診療で自宅に薬が届く「アリスonline」の利用もぜひご検討ください。

まずはLINEでのお気軽な相談から始めてみてはいかがでしょうか。

参考文献:

日本人の食事摂取基準2025年版|厚生労働省

シナール配合錠 添付文書

ユベラNソフトカプセル 添付文書

ハイチオール錠 添付文書

厚生労働省の通知「薬局医薬品の取扱いについて」(平成26年3月18日 薬食発0318第4号)

この記事を書いた人

専門家の紹介

薬剤師瀬川 沙希

薬剤師
瀬川 沙希

婦人科系製薬メーカーにて勤務後、調剤薬局・オンラインピル診療にて遠隔医療相談を経験。 自身の不妊治療をきっかけに漢方薬局へ就職し、漢方・薬膳の考え方を学びました。 妊活カウンセリングや薬膳教室を通じて、日々の生活に取り入れやすいケアをお伝えしています。

この記事を監修した人

専門家の紹介

天下茶屋内科クリニック 院長小幡 史明

天下茶屋内科クリニック 院長
小幡 史明

総合診療医として、高血圧、糖尿病、不眠、膝痛、腰痛など、多岐にわたる症状を持つ患者様の診療を担当します。 一人の医師が複数の疾患を統合的に管理し、標準的な治療を提供することで、診断から治療、必要に応じた専門医紹介まで、患者様の健康を全面的にサポートいたします。 天下茶屋内科クリニック https://kouyukai.info/about/
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