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トラネキサム酸の効果・副作用・服用方法を薬剤師が解説

更新日:2021年09月02日

トラネキサム酸500mg「YD」

こんにちは

大阪で「処方箋なしで病院の薬が買える」アリス薬局の薬剤師 石井結衣です。

今日は、肝斑治療で人気のトラネキサム酸について詳しく解説していきたいと思います。

肝斑治療には、レーザーも出てきましたが、まだ即効性のあるものが少なく、トラネキサム酸(トランサミン)の服用が最も早く効果の見込める治療法です。

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1、トラネキサム酸の成分は?

(1)トラネキサム酸とは?

医療用医薬品の先発医薬品:トランサミン錠(第一三共)

医療用医薬品の後発医薬品(ジェネリック医薬品):トラネキサム酸錠(陽進堂)

成分名(一般名):トラネキサム酸

※後発医薬品(ジェネリック医薬品)とは、先発医薬品のメーカーが研究開発費を投じて作った薬の特許が切れた後に、同じ成分で自社で薬を発売したもの。後発医薬品が先発医薬品よりも価格が安いのは、何百億ともいわれる研究開発費がかかっていないため。

トラネキサム酸錠250mg「YD」

トラネキサム酸250mg「YD」

有効成分

1錠中 トラネキサム酸250mg

添加物

セルロース、硬化油、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg

性状

白色の素錠 丸い

製造販売元

陽進堂

以前は「日医工」もありましたが、現在流通しているのは、陽進堂の「YD」のみです。そのため、クリニックなどでも欠品しやすい状態になっていますので、ご購入の際はご注意ください。

(2)トラネキサム酸500mg「YD」

トラネキサム酸500mg「YD」

有効成分

1錠中 トラネキサム酸500mg

添加物

セルロース、硬化油、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg

性状

白色の素錠 楕円形

製造販売元

陽進堂

 

2、トラネキサム酸の効果は?

トラネキサム酸は、肝斑の薬として有名ですが、病院で喉が痛いときなどにもよく処方されます。

(1)般的な効果

喉の痛み

下記疾患における紅斑・腫脹・そう痒などの症状
湿疹およびその類症、蕁麻疹、薬疹・中毒疹

下記疾患における咽頭痛・発赤・充血・腫脹などの症状
扁桃炎、咽喉頭炎

口内炎における口内痛および口内粘膜アフター

つまり、湿疹などの皮膚炎、のどの痛みや腫れ、口内炎などで処方される薬です。風邪ひいたときにでるのは、こののどの炎症に対する効果ですね。

 

(2)肝斑への効果

肝斑に悩む女性

肝斑への効果は、第一三共ヘルスケアが発表しています。

トラネキサム酸750mg
L-システイン240mg
アスコルビン酸300mg(ビタミンC)

8週間服用後、70%以上の方が、「しみが目立たなくなった」「肌の感じが明るくなった」と回答しています。

L-システイン、ビタミンCと併用することによって8週間での効果はより改善します。

1日の服用量の目安は、有効成分750mg以上です。250mgだと1日3回、500mgだと1日2回の服用で効果が実感できます。

元々は(1)のために作られたお薬ですが、臨床現場で使っているうちに、肝斑への効果が報告され始めました。

どのような作用機序で効いているのかは、詳しくは不明です。

 

(3)シミへの効果

美白

肝斑と紫外線性のシミ(丸いくっきりしたシミ)は、シミの深さや原因が違うため、薬も違うものが適応になります。

肝斑はトラネキサム酸を中心に、シナール(ビタミンC、パントテン酸)、ハイチオール(Lーシステイン)を一緒に服用するのがおすすめです。

紫外線性のシミには、美白効果の期待できるハイチオール(L-システイン)を中心に、抗酸化作用の高いグルタチオン、吸収性の高いビタミンCであるシナール、ターンオーバーを促進するチョコラA(ビタミンA)、ユベラNカプッセル(ビタミンE)がおすすめです。

トラネキサム酸が紫外線性のシミに全く効かないというわけではありません。

メラニンを抑制する効果も認められています。ただ、トラネキサム酸は肝斑に特に効果が出やすいお薬なので、肝斑と紫外線性のシミが混ざっているようなお肌の方は、ぼやっとした肝斑が薄くなって紫外線性のくっきりしたシミだけが残った場合に、濃くなったと感じられることがあるかもしれません。

ですがご安心ください。それは、肝斑が薄くなっただけなので、美白効果のあるお薬に切り替えれば、紫外線性のシミも薄くなっていきます。

※上記のお薬の名前は全て医療用医薬品の名前です。

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3、トラネキサム酸の服用方法は?

薬の飲み方

(1)湿疹、のどの痛み、口内炎で服用する場合

トラネキサム酸

通常成人:1日750〜2000mgを3〜4回に分けて服用します

通常、風邪やのどの痛みで、クリニックで処方されるのは250mgを1日3回、500mgを1日2~3回が多いようです。

 

(2)肝斑で服用する場合

トラネキサム酸錠250mg「YD」

1回1錠、1日3回 毎食後

トラネキサム酸錠500mg「YD」

1回1錠、1日2回 朝・夕食後

500mgを1日3回で処方されるクリニックもあるようですが、750mgで効果が証明されているので、2回で十分だと思います。

ただ、1日2000mgまでOKなので、1日3回でも過剰になりすぎることはありません。

その場合、併用するお薬や持病に注意が必要です。詳しくは後ほどご説明します。

 

4、トラネキサム酸の副作用は?

副作用を心配する女性

過敏症 0.1%未満

そう痒感、発疹等

消化器 0.1〜1%未満

食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、胸やけ

その他 0.1%未満

眠気

このような副作用の可能性があります。

 

トラネキサム酸で最も皆さんが気にされる副作用は「血栓」ではないでしょうか。

トラネキサム酸は本来、出血傾向(血が止まりにくくなる状態)に対するお薬なので、血が固まりやすくなる効果はあります。ですので、血栓のリスクはゼロではありません。

したがって、脳血栓・心筋梗塞・血栓性静脈炎の経験のある方やそのリスクのある方は服用をお勧めできません。ただ、健康な方がトラネキサム酸を服用して、直ちに血栓ができるというハイリスクなお薬というわけではありません。

お薬の分類は、安全性によって分けられます。一般用医薬品(OTC)とは、安全性が高いため自己判断で購入できるお薬です。

トラネキサム酸の成分は市販されているため、その区分に入ります。また、成分はアミノ酸なので、そこまで恐れる必要はありません。

 

5、トラネキサム酸はピルと一緒に服用できる?

低用量ピル

トロンビンという血栓ができやすくなるお薬との併用はできません。トロンビンを服用中の方はトラネキサム酸はのめませんので、ご注意ください。

ピルとの併用は、製造元メーカーの公式文書で明確に禁止とは書いていません。

ただ、ピルは血栓のリスクがあるお薬なので、喫煙など血栓のリスクを避けて服用するのがおすすめです。

したがって、ピル服用中は極力同時服用は控えられるのをおすすめします。

 

6,トラネキサム酸は長期的に服用しても大丈夫?

トラネキサム酸はどのくらい続けて服用できる?

休薬期間は必要?

このあたりは、よくご質問頂きます。

これに関しても、研究開発元の第一三共に確認したところ、肝斑における服用では、8週間のみの安全性試験しか行っていないとのことでした。

理由としては、8週間で十分な効果が得られたためということでした。

その他、美容皮膚科やその他皮膚科医の先生方の見解を確認したところ、1年間の長期服用を休薬せずに処方されることもあるようです。

総合して、私のおすすめは

ます、2カ月間しっかり下記内容で服用する。

・トラネキサム酸 500mg 1日2回 朝・夕食後

・ハイチオール(L-システイン)80mg 1日3回毎食後

・シナール配合錠(ビタミンC)200mg 1回2錠1日3回毎食後

その後、改善がはっきり見られた方は、休薬。肝斑は服用を急にやめるとまた出てくるので、また気になり始めたら服用再開。

2か月で効果は感じられたがまだ残っている方は、3ヶ月連続服用後、1カ月休薬。

シミ・肝斑は、その方それぞれの対応策があるので、ご不明なことがあれば、ご相談ください。

 

7、購入方法は?

購入OK

トラネキサム酸は基本的には病院で処方箋を書いてもらわないと手に入らない「医療用医薬品」にあたります。

しかし、病院のお薬が処方箋無しで買える薬局(零売薬局)であれば、薬局で直接購入できます。

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購入の流れ

①LINEor問い合わせフォームからお問い合わせ

(直接ご来店でも、もちろん可能ですが、事前に在庫の有無などご相談いただければお待たせすることなくご案内可能です。)

②ご来店

③問診票の記入

④お薬の説明

⑤お会計

クレジットカード、paypayなどもご利用いただけます。

 

8、問い合わせ

お電話、お問い合わせフォームなどからお気軽にお問い合わせください

住所:大阪市中央区北久宝寺町2-4-14 1階

電話番号:06-7710-6509

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トラネキサム酸 メーカー情報

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専門家からのコメント

薬剤師 アリス薬局代表石井 結衣

薬剤師 アリス薬局代表
石井 結衣

大学でレチノールを研究し、美容皮膚専門薬局に勤務後、漢方専門薬局で中医師に弟子入り。 その後アリス薬局を開業して、シミ・肝斑・ニキビ・アトピー、婦人科疾患など様々なカウンセリングを行っている。

零売薬局とは?

「処方箋なしで、病院のお薬が買える薬局」のことです。

病院のお薬は、医療用医薬品と呼ばれ、ドラックストアなどで買える一般用医薬品よりも比較的効果の高いものが多いです。
その中で、美肌・美白、アレルギー、胃、肝臓のお薬や解熱鎮痛剤、ビタミン剤、漢方薬などは、病院で処方箋を書いてもらわなくても薬局で直接購入できます。

血圧・糖尿病のお薬や向精神薬など、取り扱いの難しいお薬は、必ず処方箋が必要になります。

購入の流れ

①LINEor問い合わせフォームからお問い合わせ
(直接ご来店でも、もちろん可能ですが、事前に在庫の有無などご相談いただければお待たせすることなくご案内可能です。)

お問い合わせはこちら

②ご来店
今飲んでいるお薬を確認されたい方は、お薬手帳をお持ちください。
保険証は不要です。(処方箋調剤の場合は必要です。)

③問診票のご記入
今飲んでいるお薬との飲み合わせや既往歴についてご不安な方はこちらでご記入ください。

④お薬の説明
お薬の飲み方や効果について説明差し上げます。

⑤お会計
現金、クレジットカード、交通系電子マネー、QUICPay、ID、paypay、LINEpayがご利用いただけます。

店舗情報

処方箋なしで病院の薬が買える薬局「アリス薬局」堺筋本町店
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TEL:06-7710-6509

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TEL:090-8004-9851

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